優秀だと思ったら、それは勘違いです!

先日、お客様のベテラン社員さんと
話している時にこんな話になりました。

若い社員に手厚すぎはしませんか?

1ON1面談だの
フォローアップ研修だの
技術向上研修だの

会社や上司が何でも与えすぎて
甘やかしすぎていませんか!

時代が違うと言われても
時代のせいにされても困ります!

もっと、厳しくしないと
育つものも育ちませんよ!

なるほど・・・

私も昭和ど根性世代なんで
ベテラン社員さんの言っていることは
よくわかります。

それでも、
時代が変われば変わります。

話は外れますが、最近、
映画「踊る大捜査線」の公開に合わせて、
過去の映画が再放送されたり、
TVerでドラマが公開されています。

私はドンピシャの世代なので、
なつかしくて久しぶりに見てみました。

すると、今ではアウト!というような
セクハラやパワハラなシーンが
たくさん出てきます。

20年間ぐらいで
こうも変わるのかぁ〜と思いました。

何が適切か?は、
時代によって変わるのです。

部下に厳しくできなくなりました。

では、人は育たたなくなったか?
というと・・・

一般的にはそう思われている
かもしれませんが、
スポーツの世界では、
多くの選手が世界で活躍しています。

彼らもまたZ世代なわけで、
我々のように体罰だの、
根性論のトレーニングだの、
上級生のイジメなんかはありません。

それでも、
世界で活躍できるぐらい
育っています。

だから、我々が
厳しくされたから成長したというのは
違うように思うのです。

もし、私の時代に
1ON1面談や
フォローアップ研修や、
技術向上研修があれば、
もっと早く成長できたように思います。

つまり、私たちの時より
効果的な育成方法が確立しただけ
甘やかしているわけではありません。

そして、我々が優秀か?というと
我々は生き残っただけだと思います。

我々よりも優秀な人は
理不尽な扱いや無茶振りに
耐えられずに生き残れませんでした。

生き残れがなかったんだから
優秀でなかったんだ!
と言われるかもしれませんが、

それだと、
優秀か?優秀でないか?は、
生き残れたか?生き残れなかったか?
が基準になります。

でも、実際に生き残った50代、60代が
みんな、優秀か?というと
残念ながら、そうでないと思います。

指導者に恵まれず
活躍できなかったスポーツ選手が
たくさんいるように

上司に恵まれず
活躍できなかった社員も
たくさんいます。

厳しく育てる育ててないではなく
育つように育てているか?
という話です。

厳しく育てれば育つなら
厳しく育てれば良いと思います。

しかし、それでは、
育つ前にやめていきます。

残るのは感覚がマヒした人です。

その人が部下を育てれば
そうやって育てるので
麻痺した人が残る…

そういう組織が人を育てられるのか?

育てる人が育て方を学習しない限り
この悪循環から脱することは
できないのです。

まずは、厳しく育てないといけない!
という思い込みを外すことから
始める必要があると思います。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

効き脳コーチングしませんか!

効き脳診断をして、
アナタの「強み」を可視化して
「強み」についてコーチングしませんか?

効き脳診断をしていただき
ZOOMを使って診断結果について
コーチング的にセッションをします。
(約60分間)

効き脳コーチングの詳しいことはコチラ

https://robotjinji.co.jp/kiki

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です