先日、お客様の会社の
リーダーの方と面談をした時に
こんな話になりました。
自分の仕事が忙しくて、
部下と話ができていないんです。
なるほど、
目の前の仕事が優先になるので、
部下と話す時間は後回しになりますね!
しかし、リーダーにとって、
部下と話す以上に重要な仕事はない
と思っています。
なぜなら、チームで
目標達成を目指しているからです。
人と人は違うので、
それぞれが自分のやりやすいように
仕事をします。
しかし、それでは、
目標達成することはありません。
みんなバラバラで目標達成できるほど
簡単ではないからです。
ただ、目標達成のために
必要なことは決まっています。
①目標の設定(確認)
②現状の把握
③現状と目標とのギャップの明確化
④ギャップの解決方法の検討
⑤月末までの行動計画の作成
この5つを、部署全体で考えながら、
メンバーひとりひとりについても考えて
実行するしかありません。
逆の言い方をすると
これをしない限り、
目標達成することはありません。
では、これを誰がやるのか?
という話です。
この仕事はリーダー以外には
できる人がいません。
ただ、これをやろうとすると、
相当の時間が必要になります。
こんな話をすると、
リーダーの方は、
これ以上、私に何をしろ!と言うんだ!
と思われるかもしれません。
それは、ピントがズレています。
リーダーの方に、もっと仕事をしろ!
と言いたのではありません。
むしろ、逆で、
リーダーの仕事をするために
それ以外の仕事はするな!
と言いたいのです。
私もリーダーをやっていたので
分かるのですが、
メンバーと一緒になって仕事をしないと
ついてきてくれないのではないか?
と不安になります。
それも一理あります。
しかし、リーダーが目標を示さず、
現状と目標のギャップも示さず、
そのギャップの埋め方も示さないで、
どうやって、チームは目標達成するのでしょうか?
チームは目標達成することで、
はじめて評価されます。
リーダーがメンバーから認められるには
チームを目標達成に導くしかないのです。
それがリーダーの役割だからです。
いくら一緒になって仕事をしても
チームが目標達成できなければ、
結局、メンバーから
リーダーとして認められないのです。
だから、リーダーとしては、
目標達成のために必要な仕事をすることが
最優先になるのです。
たしかに、
メンバーの仕事をサポートしたり、
メンバーができない分、
リーダーが目標達成することも大事です。
しかし、肝心な
チームのかじ取り(マネジメント)をせずに
メンバーと同じ仕事をしていたら、
誰がチームを導くのか?という話です。
運転手のいない車が
目的地にたどり着くはずがありません。
最初は慣れないから、
目標達成しないかもしれません。
リーダーの方が、
マネジメントを学ぶためには
それはそれで仕方がないと思います。
ただ、マネジメントはしない、
目標も達成しないでは、
何のためにリーダーにしているのか?
意味がありません。
会社はリーダーになれる!と思って
リーダーに任命しています。
いろいろ言われているので
自分はダメだと思っているかも
しれませんが、
それこそ、ピントがズレていて、
信頼できるからこそ、
リーダーに任命しているのです。
だから、安心して、
リーダーの仕事にチャレンジして
もらいたいと思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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