最近、ふと思うことがあります。
それは、専門家になればなるほど、
落とし穴にハマるということです。
携帯電話、パソコン、マイル、ポイント、
マーケティング、組織作りなど、
どの分野も仕組みがどんどん複雑になり、
一般の人には理解が難しくなっています。
一方で、それを専門にしている人たちは、
仕事の一環として知識や技術をアップデートし、
どんどん詳しくなっていきます。
人は、自分の知っていることを
「当たり前」と感じる生き物です。
だから、知らない人と話していると、
つい「こんなことも知らないのか!」
と思ってしまうことがあります。
しかし、その「知らない人」こそ、
実は自分のお客様だったりするのです。
このことに無自覚でいると、
お客様を蔑ろ(ないがしろ)にしてしまう・・・
そんなことが起こります。
たとえば私自身、
携帯電話の機種変更に行くたび、
なんとなくイラっとすることがあります。
若い店員さんが、
私には馴染みのない専門用語で
どんどん説明をしてくるからです。
もちろん、
蔑ろにしているわけではないと思います。
しかし、
「知ってて当然」という雰囲気で話されると、
聞きたくても聞けない空気になり、
何とも言えない気持ちになります。
別に高い接客スキルを
求めているわけではありません。
ただ、こちらのレベルに合わせた、
分かりやすい説明をしてほしい・・・
そう思うのです。
そしてこれは、
私自身への反省でもあります。
私が組織作りの話をするとき、
何度も経験してきたことで、
先が見えているため、
つい、起こるであろうことを前提に
話を進めてしまうことがあります。
しかし、それでは
お客様の感覚とズレてしまっています。
本当の専門家とは、こういうときこそ、
しっかり寄り添える人だと思います。
コンサルティングしている時に、
皆さんにお伝えしているのですが、
強みは、自分のために使えば短所になり、
他人のために使えば長所になります。
自分の知識や経験は、
誰のために使っているのか?
専門家として、
それを日々、自分に問い続けることが、
大切なのだと思います。
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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