私、評価されていないんですよ！

先日、社員さんと面談している時に
こんな話になりました。

『私、評価されていないんです！』

社長から評価されていないと
感じているようです。

あらかじめ、
社長さんが評価しているところを
聞いていたので、
そのことを伝えました。

すると・・・

そんなのできて当たり前だから
評価していると言われても、
本当に評価されているんですかね？
という答えでした。

実は、当たり前にできることが
その人の「強み」です。

例えば、このブログ。

365日毎日書いて、
今日で1449日目になりました。

もう少しで4年間です。

スゴイと言われることが多いですが、
毎日書くと決めて書いているので、
「スゴイですね！」と言われても
何とも答えようがありません。

自分の周りには
11年間とか続けている方もいますから
そんな大したことではありません。

・・・という感じです。

自分が当たり前にやっている
「スゴイこと」って、
自分で気付けないのです。

毎日やっていれば、
「スゴイなぁ～」と思わなくなります。

つまり、
『私、評価されていないんです！』
と私に話してくれた方は、
評価されていないのではなく
評価されていることに
気付いていないだけです。

せっかく、周りが評価しているのに
本人が評価を受け取らないのですから
評価のしようがありません。

そもそも評価は他人がするものなので
他人が「スゴイ」と言えば
それでいいのです。

そういう意味では、
評価は気にしても仕方がないのです。

ただ、
評価を気にしなければならない場合
もあります。

それは・・・

求められていることをやっているか？
ということです。

組織の中では
求められる役割があります。

どんなに一生懸命やっても
求められる役割を果たしていないと
評価はされません。

だから、
自分が評価されていない！
と感じるのであれば、
組織から求められる役割を
果たしていない可能性が高いです。

評価されたいのであれば、
まずは、自分が求められている役割を
理解する必要があります。

ただ、これも現場の感覚ですが、
社長さん自身も役割が明確になっていない
ことも多いです。

「管理職をやって欲しい！」
と言っていても、
社長に管理職って何する人ですか？
と聞いても具体的に答えられない・・・

そんなことがあります。

実は、管理職が何をするのか？は
会社をどうしたいか？によって
変わると思っています。

つまり、社長と幹部が
会社をどうしたいか？を話すことで
管理職の役割が決まると思っています。

そう意味で、
「対話」が大事！なのです。

相手が何を考えていて、
自分がどう思っているか？
を話し合うことで
どうしたらよいのか？が見えていきます。

そんなわけで、今回、
「対話」に関するセミナーを開催します。

夕方の時間帯で
追加開催することにしました。

興味のある方は参加して下さい。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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