社長が部下になってみると・・・

前回のブログで、
チームビルディング経営塾の同窓会を
開催した話を書きました。

チームビルディング経営塾を卒業した
経営者の方に集まっていただき、
チームビルディングのゲームをしたり、
コーチングセッションをお互いに行って
問題解決とスキルアップが
同時にできるようにしています。

今回行ったゲームは、
「係長ゲーム」というゲームです。

伝言ゲームのようなゲームです。

ゲームをやってもらって、
参加者の皆さんがおっしゃるのは、
伝えたつもりで伝わっていない
ということです。

では、何が伝わらないのか?
というと・・・

具体的どうすればいいのか?
ということです。

仕事で指示をするときに、
ここまで伝えれば、
あとは考えてやってくれるだろう・・・
と思います。

しかし、実際は、
思った通りにやってくれない・・・

そんなことはよくあることなんじゃないか?
と思うのです。

今回は、普段、社長をやっている方に
部下役をやってもらいました。

部下の立場になると
与えられる情報が少なります。

情報が少なくなると、
どうしても指示待ちになります。

普段、部下に対して、
もっと考えて欲しい!と思っているのに、
その立場になると、
自分も指示待ちになっていることに
気付きます。

実は、部下が指示待ちになるのは、
やる気の問題ではなく、
情報が足りないことで、判断できず、
行動できないという構造的な問題です。

そのため、
熱意だけでは補えない部分があるのです。

だから、熱意をもって、
ビジョンを語ったところで解決する
問題ではないのです。

構造上の問題は、
構造を見直すことでしか解決しません。

それは、
具体的な行動がイメージできるまで、
目的と目標を伝えると言うことです。

ここで大事なことは
部下がイメージできるということです。

部下が自分で考えて行動できるのは
イメージができているからです。

では、どうしたら、イメージできているか?
わかるのでしょうか?

部下が行動できるのは、
具体的なイメージができているときです。

だからこそ、上司は
『どこまでイメージできているか?』を確認する
コミュニケーションを取ることが必要なのです。

今回のゲームで、
部下に何を聞かなきゃいけないか?
それこそイメージできたと思います。

結局、どんなに優れた研修も、
やってみることしかできないので、
職場に戻って、できるようになるまで、
続けてもらうしかないと思っています。

そしてまた、半年後に
みんなで集まった時に、
成長や変化を感じることができれば
組織作りをあきらめずに
続けられるんじゃないかな?
と思っています。

学習というものは、
自分でやるものなので、
教える側ができるのは、
「場」づくりだと思っています。

いつでも戻って来れるようにしておかないと
「場」としての意味がないと思っています。

私としては、
このチームビルディング経営塾と同窓会を
続けて行くことが、
私のミッションだと思っています。

今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。

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