楽をするのはよくないのか?

先日、若手社員との面談で
こんな質問を受けました。

「楽をするのはよくないのですか?」

なぜこのような質問をしたのか、
背景を聞いてみました。

その若手社員は、
無駄だと思える業務があり、
「この業務は省けるのではないか」と
上司に提案したところ、
「楽をするのはよくない」
と言われてしまったそうです。

そこで私に相談してみたということでした。

業務の内容が分からないため、
その業務が無駄かどうかは判断できません。

しかし、その業務が無駄でないのであれば、
上司は「なぜその業務が必要なのか」を
説明すべきだと思います。

上司に見えていて
部下には見えていないことがあるので、
そういったものを教える良い機会に
なったと思うので、もったいないと感じました。

一方で、
もしその業務が本当に不要なのに
「昔からやっているから」という理由で、
「楽をするのはよくない」というのであれば、
見直すべきです。

人員に余裕があり、
時間をかけて人を育てられるなら、
多少の遠回りをしてでも、
業務を教えるのも良いと思います。

しかし、人手不足の中で
無駄なことをしている時間はありません。

そもそも、業務の見直しや業務削減は、
楽をするためではありません。

部署内で話し合いをしたり、
業務を教え合ったりする時間を作るためです。

目の前の仕事に追われているだけでは、
その忙しさは解決しません。

話し合いを通じて
仕事のやり方を変えたり、
お互いの仕事を教え合って
相手の仕事ができるようになれば、

忙しい時に、お互い手伝うことができたり、
休んだ時に、その人代わりに
仕事を進めることができます。

人に甘えるな!で育った上司にとって、
業務を分担とするとか、
人にお願いするということが、
楽をすることに見えるのは、
仕方ないのかもしれません。

私たちの時代は、
有給休暇を使わなかったり、
残業や休日出勤したり、
バタバタ走り回っていることで
「一生懸命やっている」と
評価されていましたから・・・

「楽をしてはいけない」という価値観が、
まだまだ残っているのかもしれません。

そういう価値観を変えなければならない
時期に来ているのですが、
現場は、なかなか変わりません。

そういう意味で、まず、上司の方から、
業務改善によって生み出された時間で
何をするのかを明確に伝えることが
必要だと思います。

昔のままのやり方だと、
業務改善や教育の時間が取れないのです。

今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。

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