映画「ひゃくえむ」を観てきました。
以前、ブログでも紹介した
漫画「チ。地球の運動について」の作者
魚豊さんの連載デビュー作で、
陸上競技の世界で「100メートル」という
一瞬の輝きに魅せられた者たちの
情熱を描いたスポーツ漫画です。
原作を読んだこともなければ、
あらすじも知らずに映画を観ました。
ネタバレしないように書きますが、
この映画は、テーマソングの
Official髭男dismの「らしさ」という曲で
完成するように思いました。
Official髭男dism 「らしさ」
最後、この曲とともにエンドロールが流れても
誰も席を立とうとしません。
そのくらい、この曲と
映画の内容が一体化していて、
この曲のために映画があるようにさえ
感じられました。
こんな映画は初めてかもしれません。
話の内容は、シンプルで、
100メートル走で、誰が一番速いのか?
という話なんですが、
それぞれに「強み」があります。
才能がある人もいれば、
がむしゃらに努力する人もいれば、
性格がいい人もいれば、
環境的に恵まれている人もいます。
「強み」は「らしさ」です。
自分「らしさ」は自分にしかない「強み」です。
自分にしかないということは、
相手にとっては、手に入らないものです。
だからこそ、自分の「強み」で、
勝負すべきなんです。
「誰かと比べる必要なんてない」
そう思うのですが、
負けたくないと思ってしまう・・・
気が付くと、他人と比べている・・・
私は組織コンサルタントとして、
仲間と一緒に学んでいます。
一緒に学んでいると、
この人は頭がいいな!と思うことも、
この人は行動力があるな!と思うことも、
この人はセンスがあるな!と思うことがあります。
どれも、自分にはないものばかり・・・
学び始めは、
知らないことがたくさんあって、
このまま学べば、
なんとかなるんじゃないか?
と思っていました。
しかし、もう10年もやってきて、
ひと通り学んで、自分なりに努力して、
年齢もそれなりになってくると、
自分の限界が見えてきます。
ああ、自分には「これ」しかないのか・・・
「これ」で戦わなきゃいけないんだ・・・
ということが分かってきます。
でも、「これ」はある。
「これ」が自分の「らしさ」だと分かっていても
この「らしさ」で勝てるのか?
勝てないとしたら、あきらめるのか?
いや、あきらめたくない!
だったら、「これ」でやるしかない!
Official髭男dism 「らしさ」の
最後の歌詞は、
らしさそんなものを抱えては
喜び悲しみ不安絶望絶頂
君と僕のものだよ全部らしさそんなもの抱えては
ああ息絶えるまで泣くんだ笑うんだ
「本当に良かった」
ああ生きてて良かったな
ここでいう「君」は、
あきらめさせようとする自分のことです。
もういいじゃん!十分にやったよ!
という自分(君)と
まだまだできる!こんなもんじゃない!
という自分(僕)
君と僕がいるから、
人生を走り続けることができるのだと思います。
そして、人生を終える時(ゴールに来た時)に
生きてて良かったと思えるのだと思います。
勝つことに意味があるのではなく、
競い合って高め合うことに意味がある。
だから、「らしさ」でいい
いや、自分の人生だから、
自分「らしさ」でいいです。
ということで、
映画館で集中して観ていただきたい
映画だと思いました。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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