人が成長するために必要なもの

バトミントンの桃田選手が
世界選手権で優勝をしました。

 

日本初の金メダルです!

 

桃田選手といえば、
2016年に違法賭博の問題で
無期限出場停止の処分を受けました。

 

違法賭博発覚前の2015年の
スーパーシリーズファイナル
で優勝した時に、
優勝賞金8万ドルの使い道を聞かれて、
「周りの人が目に見えるくらい派手な生活をしたい」
とコメントするぐらいでしたから、
相当勘違いをしていたのだと思います。

 

 

無期限出場停止の処分を受け、
謹慎中の1年間、
桃田選手は所属している会社の
総務部で事務仕事をしていたそうです。

 

「会社の中で
他の社員が働いている姿を見て、
バドミントンが出来ている
ありがたさが分かった」
と会社の個人面談で話していたそうです。

 

おそらく、以前から
同じようなことは分かっていたはずです。

 

しかし、いざ、
自分が支える立場に立つことで、
社会人としてバトミントンができる
意味が初めて分かったのだと思います。

 

そんな経験を通して、
以前は嫌いだった筋トレや
ランニングに力を入れるように
なったといいます。

 

それが今回の決勝戦でも
活かされていました。

 

どん底から復活!

 

それだけに、
今回の優勝は嬉しかったと思います。

 

 

「今までの先輩が
築き上げてきたものに乗っかって優勝できた。
1人じゃできなかったと思う」

 

そうインタビューに答える桃田選手に
昔の面影はありません。

 

できれば、
失敗はしたくはありません。

 

しかし、失敗からしか
学べないこともあるのだと
思います。

 

「私、失敗しないので・・・」
はドラマの中の話です。

 

「(賭博問題前に)世界2位になった時より、
今の自分の方がバドミントンを楽しめている」

 

地に足がついた日本のエースは
今後、ますます活躍しそうです。

 

こうやって人は成長していく
のだと思います。

 

 

そう考えると
人を育てるという時に
大事なことは・・・

「許す」

ということだと思います。

 

過去の事実が
消えてなくなる訳では
ありません。

 

しかし、過去の解釈を
変えることはできます。

 

この「許す」ことが出来ないと
人は変われないと思うのです。

 

「変わる」ということは、
過去を否定することです。

 

それは、過去の自分を
「許す」ことだと思うのです。

 

そして、
組織として「変わる」ためには、
お互いを「許し合う」ことが
必要だと思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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