人はいつ成長するのか?

先日、友人のセミナーに
参加させていただきました。

彼は人材育成に力を入れていて、
共感するところがたくさんありました。

そのセミナーの中で
こんな問いかけがありました。

「人が一番成長するのはどんなとき?」

皆さんはどう思いますか?

シンキングターイム

 

 

 

 

 

 

いろいろな答えがあると思います。

わたしがピーンときたのは、

「修羅場」です

 

 

 

 

 

 

「修羅場」とは
激しい闘争が行われている場所
のことです。

考えたら、私は、今まで、いったい、
幾つの「修羅場」を超えてきたのだろう?

祖父と大喧嘩をして会社を辞めたとき

社労士として開業して売り上げが0円が続き、
通帳の数字が3桁になったたとき

うつ病気味の顧問先の社長が社労士会に
苦情を申し立てたとき

給与計算で間違えてある社員さんに
1000万円支払いそうになったとき

年末調整が終わらず、夜中の2時半まで
会社に監禁されたとき

このほかにも、ここに書けないような
数多くの「修羅場」がありました。

しかし、 確実に言えるのは、

「修羅場」をこえる度に強くなりました。

 

 

 

 

 

 

 

以前、成果を手に入れるためには、
「谷」を越えなければならないということを書きました。

普通、成果って右肩上がりで上がっていく
と思いがちです。

こんな感じ。

 

 

 

 

 

 

しかし、実際は、
いったん、「谷」に向かって落ちていき、
「谷」をくぐることで成果に向かいます。

 

 

 

 

 

この「修羅場」は「谷」です。

「修羅場」をくぐるのは誰にとっても不安です。

多くの人は「修羅場」の前で立ちすくみます。

しかし、「修羅場」の向こうには成果が
待っていることが、分かっていれば
「修羅場」になっても、冷静でいられます。

最近の若い人は「修羅場」をくぐらなくて
済むように守られていることが多いです。

昔に彼女に電話するのも「修羅場」でした。

お父さんが電話に出たりして・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

今は携帯電話がありますからね!

ちょっと、たとえが軽いか・・・?

 

 

 

 

 

 

それはそれで、安全で便利になったので
悪いことではありません。

しかし、それだけに
自らの意思で「修羅場」に向かうようにしないと
成果が手に入りずらくなっていると思います。

このブログで何度かお伝えしていますが、
人が成長する中で私が痛感していることがあります。

それは、
人はやりながらでないと学べない
ということです。

「修羅場」をくぐると成長するというのも
そのことを言っています。

「修羅場」をくぐることで、
自信がつくということもありますが、
実は、もっと大切なことが身に付きます。

それは、「人に対して寛容になる」ということです。

 

 

 

 

 

 

所詮、人間、誰かに迷惑をかけて生きています。

迷惑をかけずに、生きているのだとしたら、
申し訳ないけど、その程度の人生ってことです。

 

 

 

 

 

 

「修羅場」をくぐると、誰かに迷惑が掛かります。

人に迷惑をかけた分、人から迷惑をかけられても、
何とかしてあげようと思うようになります。

私が祖父の会社を飛び出して
社員さんやお客様を見捨て
地元の友達に不義理をしたたとき
に思ったのは

「人って、こうやって人を傷つけていくんだ!」

ということでした。

自分が最善を尽くしても人に迷惑をかけるときがある!

その時のことを書いたのがコレ!

あらためまして、瀧田です。

それまで、人に大きく迷惑をかけたことも
傷つけたこともありませんでした。

でも、自分が相手を傷つけたとき、
はじめて、傷つけた人のことを理解できました。

そう考えると、人に迷惑をかけるのも悪くない。

苦労している若い社員さんをみると
「よし!今だ!頑張れ!」と思う。

 

 

 

 

 

 

本人にしてみれば、必死のパッチでしょう!

それでも、あなたを応援している人が
自分の周りにいることを忘れないでほしい!

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