創業者はなぜ二代目に冷たいのか?

中小企業にお伺いすると、
創業者の方との関係に悩んでいる
二代目、三代目の経営者の方が多いです。

そういう私も、創業者である祖父との
確執がありまして、会社を去りました。

私が会社を辞めた経緯はコチラ

あらためまして、瀧田です。

創業者の方のお会いすると
「やっぱり!リーダーだな~」
思います。

リーダーとリーダーでない人と
何が違うのでしょうか?

それでは、質問です。

リーダーとはどんな人でしょうか?

久しぶりのシンキングターイム!

 

 

 

 

 

 

リーダーとは・・・

上に立つ人?

まとめる人?

組織の長?

こんな答えがでてくるかもしれません。

皆さんは、リーダーというと
どんな人を思い浮かべるでしょうか?

ルパン三世のルパン?

 

 

 

 

 

キャプテン翼の大空翼?

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴンボールの悟空?

 

 

 

 

 

 

 

ワンピースのルフィ―?

 

 

 

 

 

 

 

ん?劉備玄徳?

 

 

 

 

 

 

ん?板坂裕治郎先生?

 

 

 

 

 

 

 

女性も考えないといけないですね?

小池ゆりこ?

プリキュア?

なんか、全然、
女性のヒーローが、ん?ヒロインが
思い浮かびません!

ま~性別年代によって、
さまざまなリーダーが思い浮かぶと思います。

彼らに共通していることは何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

一見できなそうなことをいう・・・

無茶なことをいう・・・

やりたいことを命がけでやる・・・

分かりやすいので・・・

ワンピースのルフィーは、

 

 

 

 

 

 

 

『俺は海賊王になる!
できるかどうかじゃない!
俺がなりたいからなるんだ!

海賊王になるって俺が決めたんだから
そのために死ぬんだったら別にいい!』

と言っています。

まさに、やりたいことに命をかける・・・

リーダーの語源は、
Leith(インド・ヨーロッパ語)
だそうです。

「出発する」
「出発点(敷居)を超える」
「死ぬ」という意味だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

つまり
リーダーの役割とは
『未来(未知)の成果に出発すること』
『知っている世界から知らない世界へ
渡ること』
なのです。

何がいいたいのかと言いますと、
会社を興すって、
そういうことだと思います。

真っ暗闇の中で一歩を踏み出す勇気があるか?

 

 

 

 

 

 

 

創業者はこれで会社をやってきました。

これに対して、二代目、三代目は、
会社を維持、発展していくのが仕事です。

できるかできないか?で
経営してはダメなんです。

数十人、百数十人となった社員の生活を
守らないといけません。

当然、着実な経営を行うことになります。

これが、創業者にとっては
「つまらん!経営をしおって!」
ということになる。

 

 

 

 

 

 

 

「命がけで経営をやらんかい!」

これは、これで創業者の気持ちもわかる。

しかし、二代目、三代目もある意味
命がけで会社を経営しています。

ものごころついた時から
経営者になるように無言のプレッシャーを受け
「後継ぎになんかになるものか!」と
思いながら、いったんは、別の道を歩むも、
苦労している親をみると、ほっておけず、
休みの日に手伝うようになって、
気付くと、会社を辞め、
親の会社の経営者になっている・・・

 

 

 

 

 

 

 

私のパターン、そのものです・・・

まさに、
自分を人生を後継ぎという仕事に
ささげています。

私にはそれが分かりますが、
創業者には分からない・・・・

というか、
こういう小賢しいことには興味はないです!

「もっとでかいこと言わんかい!」
ってな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

これって、何か?と言いますと、
「効き脳」です。

「効き脳」はコチラ

「効き脳」って何なの?

創業者の脳は、D(創造)です。

絵にかいたような豪快な経営者というは
単独D(創造)です。

となると、その対角にある
A(理論)やB(計画)とは合いません。

 

 

 

 

 

 

 

 

右脳派と左脳派の違いです。

効き脳は、同じカタチであれば、
思考のパターンが似ているので、
理解し合うことができます。

しかし、カタチが異なると
理解することが難しくなります。

そのため、豪快な経営者であればあるほど、
D(創造)の単独度が高く、
小難しいことをいうA(理論)や
段取りを大切にするB(計画)という
左脳派の人間とは合いません。

しかしながら、問題解決には、
クリエイティブプロセスを回さないといけません。

 

 

 

 

 

クリエイティブプロセスはコチラ

プロジェクトを推進するためにもAAPが必要です!

そのため、創業者であるDは、感覚として
A(理論)やB(計画)の人材が必要なことを
知っています。

合わないけど、必要・・・

この微妙な感覚が他人なら配慮するわけですが
家族、特に子供となると遠慮がなくなります。

これが、二代目三代目からすると、

必要とされているけど、合わない・・・

 

 

 

 

 

 

 

これが、
創業者が二代目三代目に冷たい理由です。

これは、見方によって、
お互いが補完し合っている
最強の関係であり、

外からみると「素晴らしいですね!」
という話になるのですが、

二代目三代目からすると、
「そんなんじゃねぇーよ!」
と言いたいわけで・・・

だから、私は力になりたいと思っているのです。

2 件のコメント

    • お互いの理解以外にないと思います。
      当人同士だと難しいので、間にはいることで間接的にお互いの想いを伝えるようにしています。
      共通のビジョンが描けるか?がポイントだと思います。

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