ビジョンはあとからついてくる!

先日、
日本キャッシュフローコーチ協会の合宿で
あるコンサルタントの方と
「ビジョン」について話していて、
気付きがあったので、そのことを書きます。

 

 

私がその方に

「私はビジョンを描くのが苦手です。

将来、こうしたい!という想いよりも
今、目の前のお客様の役に立ちたい!
という想いのほうが強いんです。」

というお話をしたところ、

その方が

ビジョンよりもミッションのほうが
強いんですね!

とおっしゃいました。

なるほど・・・と思いました。

 

 

将来、こうしたい!というのは、
ビジョン」です。

今、目の前のお客様の役に立ちたい!
というのは、「ミッション」です。

 

ミッション」とは「使命」です。

私は「使命」とは「役割」だと思っています。

つまり、やるべきことです。

 

 

ここで、ピンと来たのですが、
「役割」が明確になったら、
「ビジョン」が見えてくるのではないか?と・・・

やるべきことを果たしている自分の姿が
イメージできれば、
それが「ビジョン」になるのではないか?と・・・

 

「ビジョン」が描けなくても、
「ミッション(役割)」が明確になってくれば
おのずから「ビジョン」が描けるように
なるのだと思います。

 

逆に、「ビジョン」が描ける人は、
「ビジョン」が明確になれば、
「やるべきこと」が明確になる

つまり「ミッション(役割)」が明確になる

「ビジョン」と「ミッション」は
そういう関係にあるのではないか?と
思うのです。

 

 

これを組織に当てはめて考えると、

会社の「ビジョン」が描けないという場合に、
「ミッション(役割)」から明確にする
という方法があるのではないか?
と思うのです。

会社としてやるべきことが決まれば、
「ビジョン」は自然と見つかる!

そういう考え方です。

会社としてやるべきことが決まるというのは
世の中から強く必要とされることです。

強く必要とされるというのは、
その役割を担うように
要望されているということです。

役割を担うように要望されているのは、
その会社が成長しているからです。

 

 

ちょっと、わかりづらいかもしれません。

「人」にたとえて説明しますね!

何か、重要な仕事をお願いするときに、
「成長している人」と「成長していない人」の
どちらにお願いしますか?

「成長している人」だと思います。

なぜなら、どんな困難でも克服して、
よい仕事をしてくれると思うからです。

 

会社も一緒です。

成長している会社は世の中から
強く必要とされています。

そして、そこに「役割」があります。

会社が成長して、
世の中から強く必要とされたときに、
「ビジョン」が見えてくるのではないか?
と思うのです。

 

 

つまり、「ビジョン」が
あとからついてくるイメージです。

この場合の「ビジョン」は、
組織の「ビジョン」として生まれてきます。

 

これとは逆に、
先に「ビジョン」を作るというやり方も
あります。

しかし、これだと「ビジョン」に合わせて、
人と組織が成長しなければならなくなります。

この場合の「ビジョン」は、
誰かの「ビジョン」なんじゃないか?と・・・
(多くの場合は社長の「ビジョン」なんでしょうね!)

これは「辛いのではないか?」と思います。

他人のビジョンを実現することを
手伝うことになる・・・

 

 

なんか、甘いこと言ってますかね?

でも、自走する組織と考えた場合に、
組織の「ビジョン」でないと自分ごとになりません。

う~ん、深いですね!

でも、なんか違う感じもする・・・

長くなったので、
次回、もう少し考えてみたいと思います。

今日も、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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