未来を予言するのは難しいけれど・・・

日本経営合理化協会さんの
夏の全国経営者セミナーが終わりました。

毎回、3日間なのですが、
今回は仕事もあり2日間だけでしたが、
実りあるセミナーでした。

セミナーの受講する目的は
鳥の目を得ることです。

人事という狭い分野で仕事をしています。

どうしても、虫の目になります。

意識しないと、目の前のことや
自分に興味のある話しか聞きません。

時には、
視野を広げることが必要です。

3日間、バラエティー豊かな方々が
登壇されます。

同じテーマでも、講師によって
話す方向性が違います。

例えば『少子高齢化

日曜日のTV番組でおなじみの
日本総合研究所の寺島実郎氏は

シルバーデモクラシーのリスクを
お話されていました。

2025年の人口割合は、
20歳~64歳が54%
65歳以上が30%
です。

人口の構成は大きく変わりません。

一方、投票率が仮に
20歳~64歳が40%
65歳以上が70%
だとすると・・・・

票数はほぼ同数

となると、
老人有利の政策が通りやすくなる。

老人が若者のための政策を
支持してくれればよいのですが、
老人自身も不安なので、
自分に有利な政策を選ぶ・・・

現状でも、
お金持ちの老人に年金が支払われ、
若者の賃金が上がらないにもかかわらず、
社会保険料が上がっている・・・

挙句の果てには、
年金の原資を株式市場につっこんで
株高を支えるなんて
ギャンブルみたいなことをしている・・・

この流れは危ないと警告を鳴らしています。

 

これに対し、

「現在の魔法使い」と言われる
筑波大学 助教
メディアアーティスト 落合陽一氏は

高齢化はAIが解決すると言います。

高齢者にパワードスーツを着せて
働いてもらえばよいと・・・

また、
5G通信と自動運転が可能になれば、
医療は遠隔でも往診が可能で、
何かあった時は自動運転で運べばいい
のだから医療費は抑えられると言います。

日本という国は、ITの技術もあって
医療のレベルも高く、勤勉な国民性だから、
高齢化に最も希望を持てる国であると・・

高齢化に何の心配はない!と言っています。

 

それぞれの話を聞くとなるほどと思います。

しかし、全ての話を総合すると
矛盾した話になります。

一体、何を信じたらよいのだろう?

しかし、これでよいのだと思います。

世の中は情報であふれています。

最近はテレビも新聞もだいぶあやしいですね。
(昔からかもしれませんが・・・)

これからの世の中は、
人の話を鵜呑みにしないで、
自分の頭で考えて、肌で感じて
判断することだと思います。

過去の成功体験が足を引っ張る時代です。

そういう意味で、
とにかくやってみて判断するのが
唯一の正解だと思います。

つまり、
PDCAをまわすことが大事だと思います。

そういえば、『鬼速PDCA』の著者
ZUU 社長 冨田和成氏も
今回の登壇者のお一人でした。

「答えが分からないから、とにかく回してみる!」
とおっしゃっていました。

 

また、
『日本一幸せ会社』未来工業の山田社長も
チャレンジしている限り、失敗は責めないと
講義の中でおっしゃっていました。

 

そうなんです。

いろいろな情報が入ってくると
時代の流れのようなものを感じることができます。

未来を予言することまではできませんが、
時代の流れを感じることはできます。

時代の流れが感じられると、
今、起こっている出来事の「背景」が
見えてきます。

出来事に囚われずに、
その「背景」をみることが大事だと思います。

それは、人でも、チームでも、世の中でも
同じことのような気がします。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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