先日、
お客様の会社で評価制度の
見直しをしました。
マネジャーさん達に集まってもらって、
評価項目をマネジャーさん達に
作ってもらいました。
自分達で作ったので
評価はできるようになりました。
しかし、問題が発生しました。
それは、今までの評価より
厳しい評価結果になってしまう…
いままでは、
曖昧な基準だったので、
本人の気分を害さないような
評価をしていたそうです。
しかし、
評価基準が明確になったので、
評価が下がってしまう
という現象が起きてしまう
ということでした。
評価が下がると問題がありますか?
と聞いてみました。
すると、
モティベーションが下がるのが
心配だということでした。
モティベーションが下がるのを
恐れて、本当のことが言えない…
それでは、自己評価と会社評価
がズレたままになります。
ここを修正しないと、
本人の不満はたまる一方です。
そもそも、
「今までの基準はどんな感じ
ですか?」
と聞いてみました。
「頑張っているか?
頑張っていないか?です!」
という答えが返ってきました。
なるほど、
評価を下げづらいですね!
だって、
評価が下がるということは
頑張っていないということ
になってしまいますから…
頑張っていることを
評価に反映するのは難しいです。
なぜなら、頑張っていることと
仕事が出来ることとは、
違うからです。
そもそも、仕事が出来る人は
頑張らなくても、出来てしまいます。
頑張るというのは
苦手だけど、通常のレベルまで
引き上げるということだと思います。
だとすると、
頑張るというのは
「責任感」だったり、
「協調性」とか、
いわゆるマインド(仕事ぶり)
で評価されるべきことです。
一方、仕事ができているかどうかは
「問題解決」とか「段取り」とか
発揮能力で評価されるべきことです。
つまり、頑張っているのは
評価の一つの要素になりますが、
全体に及ぶものではないということです。
それともう1つ大事なことは、
モティベーションには「評価」が重要ですが、
それだけではないということです。
「承認」が大切です。
これはチームNO.1の遠藤先生に
教わったのですが、
「承認」には3つの承認があります。
①結果承認
②行動承認
③存在承認
です。
①結果承認とは・・・
奥様と出かけるときに
「今日のメイクはバッチリ決まってるね!
キレイだよ!」
できたことを承認すること。
②行動承認とは・・・
奥様が出かける準備をしているときに、
「いつも一生懸命メイクをして、
頑張ってるね!」
その行動(努力)を承認すること。
③存在承認とは・・・
奥様に、
「メイクなんてしなくても、
キレイだよ!」
その存在そのものを承認すること。
ちょっと、
微妙な感じになってきましたが、
会社で行っている「評価」とは、
①結果承認と②行動承認です。
できたことを認める・・・
やったことを認める・・・
しかし、
「承認」という意味で言うと
③存在承認も必要です。
③存在承認とは、具体的には、
・目を見て話す
・笑顔であいさつをする
・約束を守る
・メールを返す
・話を聴く
などです。
つまり、普段から、
③存在承認を行いながら、
「責任感」や「協調性」などの
マインド(仕事ぶり)で評価していれば、
評価が厳しくなっても、
モティベーションが下がることは
ないのではないか?と思います。
今日も最後まで読んでいただき
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