目標にする方がいたら僕やめてない!

関ジャニ∞の渋谷すばるさんが
関ジャニ∞を脱退して
ジャニーズ事務所を
辞めました。

 

その理由は、
「今後の人生を音楽で全うすべく、
海外で音楽を学び、今後さらに、
自分の音楽を深く追求していきたい」
ということでした。

 

 

関ジャニ∞にいても
自分のやりたいことができないと
思ったのでしょう

 

つまり、
関ジャニ∞のビジョンの中に
自分の居場所がなかった
のだと思います。

 

そもそも、ビジョンとは、
映像のことです。

 

壮大な夢や
ワクワクする未来像で
ある必要もありません。

 

将来の自分の姿です。

 

10分後であろうと
1日後であろうと
1年後であろうと
どうなっているか?の映像が
ビジョンです。

 

 

今の関ジャニ∞の延長線上に
自分がやりたいことをやっている
ビジョンが見えなかったのだと思います。

 

ビジョンは環境に左右されます。

 

自分の置かれた状況によって
将来の自分の姿がイメージされます。

 

突拍子もないビジョンって
でてこないのです。

 

急に私が関ジャニ∞に加入する
ビジョンもイメージできないし、
(加入するなら、TOKIOの方がよいですが・・・)

私が海外で音楽を学んでいる
ビジョンもイメージできません。

 

たしかに、
イチロー選手や本田圭祐選手のように
子供頃から、壮大なビジョンを描いて、
実現する人もいます。

 

しかし、ほとんどの人は、
日々の積み重ねだったり、
先輩や上司の姿をみて、
ビジョンをイメージする
のだと思います。

 

 

つまり、
社長なり、上司なりが、
普段、口にしていることが、
ビジョンをイメージする材料に
なるはずなんです。

 

今回、渋谷すばるさんが、
インタビューの中で興味深いことを
言っています。

 

記者:「事務所で目標にする方は?」

渋谷:「目標にする方がいたら僕やめてないと思うんです」

 

まさに、この一言が、
辞めた理由だと思います。

 

つまり、
ジャニーズ事務所には、
自分のやりたいことをやりながら、
ジャニーズをやっている人がいない
ということです。

 

個人としてやりたいことと
組織としてやるべきことは、
普通、つながってません。

この2つをつなげることが、
管理職の仕事であり、
この2つをつなげることで
ビジョンがイメージできるように
なるのだと思います。

 

会見を聴いていると、
メンバー同士の話し合いはあった
ことはわかりますが、
会社との話し合いがあったようには
思えません。

 

 

ジャニーズ事務所の組織体が
どうなっているのか?分かりませんが、
個人のやりたいことと
組織としてやるべきことをつなげることを
しない限り、
自分がやりたいことを見つけた人から
会社を辞めていくというケースが
増えていくと思います。

 

それはそれでよいという考え方もありますが、
なんとももったいない話だと思います。

 

自分のやりたいことを
組織を通して、どのように実現してもらうか?
という視点がない限り、
個人と組織が一緒に成長してくことは
ありえないと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

 

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