コンサルティングをしていると
正直、上手く行くこと
ばかりではありません。
プロジェクトを
進めていく過程の中で
失うものもあります。
業績が悪化したり、
プロジェクトが頓挫したり
人が辞めてしまったりする
ことがあります。
その度に思うんです。
「別のやり方があったんじゃないか?」
でも、こればかりは、
何が正解であったのか?
分かりません。
ほとんどの人が
誤解しているのですが、
行動と成果は正比例しません。
行動すると
今よりも状態が悪くなります。
新しいことをするので、
効率が落ちたり、
失敗することが増えます。
ある意味、当たり前です。
そのため、
今より状態が悪くなります。
いったん、下がります。
下がりますが、
底を打って、上がります。
Uの字を描きます。
「タックマンモデル」というものです。
タックマンモデルとは、
タックマンさんが
チームが成長する段階を
4段階で説明したものです。
チームが成長するには
①形成
②嵐
③秩序
④成果
という4つの段階を
経るというものです。
Uの字のように
いったん谷に落ちて
這い上がるように
成果が上がっていきます。
成果を出すためには、
このUの字の谷を
落ちていかなければなりません。
このタックマンモデルを知らないと
谷の前で立ち止まったり、
谷を前にして引き返して
しまいます。
結果、
行動することをやめてしまい
成果が出ないということが
起こります。
ここは、思い切って、
谷に向かわないといけません。
具体的に言うと、
相手に一貫性がないことを指摘したり・・・
このままでは、
計画通りに終わらないことを
正直に報告する・・・
分からないものは
「分からない!」と言うとか・・・
言わずに済ませたいようなことを
ハッキリ、相手に伝えるというようなことです。
なんか雰囲気的に
重い感じになります。
しかし、ここをぬけないと
組織が新しい状態になりません。
ここをぬけるのが「リーダー」です。
「リーダー」とは、
できるかどうか、分からなくても、
やると決めて、一歩踏み出す人のことです。
ここで、悩むんです。
「別のやり方があるんじゃないか?」
でも、完璧なやり方はなくて、
完璧な状態でなくても
決断することが必要です。
完璧ではないけど、
前に進む・・・
「別のやり方があるんじゃないか?」
そうなのかもしれないのですが、
とにかく、前に進む・・・
実は、これって、私のように
D(全体脳)が低い人にとっては、
一番、苦手なことなんです。
全体像を描けない・・・
これが私の「弱み」です。
だから、コンサルするときも、
谷をくぐるところでは、
自分がブレーキにならないように
前のめりで行くのです。
最近、
そんなことを意識していることもあって、
前に進んでいる感じが出てきました。
結局、「弱み」があるから、
できないということではなくて、
「弱み」があることを認識して、
自分がどういう行動を心がけるか?
ということだと思います。
それもまた、
自分自身が谷をくぐっていく
ということだと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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