リーダーとして自らの役割を定義することが大事!

4日間の皇居勤労奉仕
の最終日です。

 

昨日は、天皇陛下、皇后陛下に
御会釈をいただきました。

 

 

勤労奉仕の4日間のうち
天皇陛下、皇后陛下の
ご都合が合えば、
勤労奉仕団とお会いになり
お言葉を交わされます。

 

私自身、今回で4回、
御会釈をいただきましたが、
今回が最も「一体感」を感じました。

 

陛下が各奉仕団のリーダーと
お言葉を交わされるですが、
会話の糸口を必死に探されている
感じが伝わってきました。

 

ときにユーモアたっぷりな
ご質問をされたりして
われわれを和ませよう
という気持ちが伝わってきました。

 

また、皇后陛下も
天皇陛下に寄り添って
天皇陛下が会話に困られた時に
すっとサポートに入られていました。

 

まさに、
皇室と国民が共にいる「一体感」
が感じられました。

 

 

たぶん、これが天皇陛下が目指していた
「象徴としての天皇の姿」なのではないか?
と思いました。

 

平成28年8月8日の天皇陛下のお言葉で
こんなことをおっしゃっています。

 

『象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば』
http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12

 

私が天皇の位についてから、ほぼ28年、
この間、私は、我が国における多くの喜びの時、
また悲しみの時を、人々と共に過ごして来ました。

私はこれまで天皇の務めとして、
何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを
大切に考えて来ましたが、

同時に事にあたっては、
時として人々の傍らに立ち、
その声に耳を傾け、
思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。

 

天皇が象徴であると共に、
国民統合の象徴としての役割を果たすためには、

天皇が国民に、
天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、
天皇もまた、
自らのありように深く心し、
国民に対する理解を深め、
常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要
を感じて来ました。

 

このお言葉からも
新しい時代の天皇の在り方を
模索されてきたのが分かります。

 

 

天皇に即して30年

 

今、それが実現しているのだと思います。

 

一般的に、
「リーダー」というものを考えた時に
いろいろな「役割」があります。

 

部下から求められている役割

 

他部署から求められる役割

 

自分として果たしたい役割

 

会社から求められている役割

 

いろんな方向から
いろんな役割を求められます。

 

リーダーとして大切なことは
「自分の役割が何なのか?」
を定義することです。

 

 

当たり前の話ですが、
一つ一つの役割を、
全部、果たすことは出来ません。

 

全部、すこしづつ違うし、
立場が変われば、
求められるものが
相反することだってあります。

 

全員にいい顔はできません。

 

そうなった時に
リーダーが自分の役割を
自分で決めなければなりません。

 

自分で決めないと
人の意見を聞いていたら、
いつまで経っても決められないからです。

 

 

これを
「天皇陛下」に当てはめると・・・

 

国民から求められる役割

 

日本国憲法から求められる役割

 

自分が果たしたい役割

 

伝統の継承者としての役割

 

全部違います。

 

これを
ご自分なりに定義されたものが、
『天皇陛下のおことば』の中にある
天皇像だと思うのです。

 

価値観が多様化し、
スピードの速いこの世の中で、
まさにリーダーとして、
ご自分の役割を定義して、
それを実践しているお姿に
あらためて畏怖を感じるのです。

 

 

あらためて、
リーダーとして
自らの役割を定義することが大事!
だと痛感しました。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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