なぜ、やるべきことに手を付けないのか?

私は、セミナーのコンセプトを決めたり、
コンサルティングのメニューを考えたり、
ものを考えたり、決めなきゃいけない仕事って
無意識に後回しにしてしまいます。

 

メールの返事とか、
経費の精算とか
事務作業を優先してしまいます。

 

結果、やるべきことに
手がつけられない・・・

 

私の悪い癖です。

 

今、読んでいる本にこんなことが
書いてありました。

ホンダ イノベーションの神髄

https://goo.gl/p8Zhcu

小林三郎 著

 

小林三郎さんは、
元ホンダの経営企画部長です。

 

エアバックを開発し商品化した方です。

 

今年の夏の日本経営合理化協会さんの
全国経営セミナーでお話を聞いて、
大ファンになりました。

 

その時、書いたブログがコチラ

ジジイにはイノベーションは無理!

 

小林さんは書いています。

 

世の中には2種類の仕事しかない!

 

「オペレーション」と「イノベーション」

 

かけた時間に成果が比例するのが
「オペレーション」

 

かけた時間に成果が比例しないのが
「イノベーション」

 

「オペレーション」の成功率は
95%~98%

 

「イノベーション」の成功率は
10%未満

 

 

これで自分が事務仕事をしたくなる
理由が分かりました。

 

 

私は、合理的な人間です。

 

無駄が嫌いです。

 

だから、そもそも、
成功率が低い「イノベーション」に
時間をかけることが、
生理的に受け付けられない
のだと思います。

 

「オペレーション」の成功率は
95%~98%ですから、
事務作業をやった時の充実感は
めちゃくちゃ高いです。

 

それに対して、
「イノベーション」の成功率は
10%未満ですから、
セミナーのコンセプトを考えたり
ブログを書くみたいなことって、
時間だけが虚しく過ぎていくことも
あります。

 

「イノベーション」の業務って
報われないことが多いんです。

 

 

しかし、
「イノベーション」を起こさなければ、
会社にとっては「死」を意味します。

 

なぜか?

 

それは、
他の会社に勝てなくなるからです。

 

他の会社も同じように変化しています。

 

あっという間に追いつかれ、
埋もれてしまします。

 

埋もれない(生き残る)ためには、
他と絶対的な「差」をつけなければ
なりません。

 

この本では、
それを「絶対価値」と言っています。

 

「オペレーション」でも
他社と「差」をつけることはできます。

 

しかし、
それは延長線上でしかありません。

 

いずれは、追いつかれます。

 

そうではなくて、
延長線の上にない点を作る
必要があります。

 

 

「絶対価値」は
簡単には追いつかれません。

 

では、どうしたら、
「イノベーション」が起きるのか?

 

詳しくは、
この本を読んでいただきたいのですが、
私なりに、3つだと思いました。

 

①「イノベーション」の時間を確保する

 

どうしても、
日々の仕事に追われてしまいます。

 

「オペレーション」の業務は、
やり始めたら、充実感の罠にはまります。

 

事前に
「イノベーション」のための時間を
確保しておいて、その時間になったら、
何も考えずに、とにかくやる!

 

②すぐに結果を求めない

 

結果を求めるから、
恐れが生まれるのだと思います。

 

そんなに簡単に結果は出ません。

 

ヒントが生まれればいい
ぐらいの軽い気持ちで考えて
みることだと思います。

 

小林さんが言っているのは、
いかに本質的な問いを立てられるか?
ということだと思います。

 

まずは、何を考えればよいのか?
を考えることだと思います。

 

③想いを持つ

 

小林さんは「哲学だ!」と書いていますが、
「世のため、人のため」という想いが
あるか?ないか?だと思います。

 

自分のやっていることが
世の中の人のためになっているのか?

 

自分のサービスや商品を
待っている人がいるのか?

 

そう、自分が信じられるかどうか?
だと思います。

 

すぐには形にならないし、
成果が出るかもわからない・・・

 

そんなことを続けるのは、
「想い」がなければ難しいと思います。

 

そう考えた時に、
「自分はどうしたいのか?」
が一番大事だと思います。

 

 

まずは、
本質的な問いを立てるところから
始めたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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