SUBARUの国内工場が操業停止
していたようです。
SUBARUといえば、
水平対向エンジン。
私も20年前、
北海道に住んでいる時に
SUBARUのレガシィに乗っていました。
(色はシルバーでしたけど・・・)
別名、ボクサーエンジン
左右に向かい合ったピストンが
ボクサーのように
水平方向に打ち合うように
往復するエンジンです。
スバルの水平対向エンジン
「ボクサーエンジン」解説動画
エンジン音が独特で、
「ボボボボボ・・・」といいながら、
低重心で、気持ちよく
コーナーを抜けることができました。
そんな大好きなSUBARUの不祥事が
止まりません。
2017年10月に無資格検査問題で
約25万台のリコール。
2017年12月に燃費データで
書き換えが表面化。
2018年9月にブレーキやタイヤの
不適正検査が発覚。
2018年11月にエンジンに
不適切な設計が発覚。
そんな中、2019年1月から
管理部門や販売部門を
担当してきた副社長の細谷氏を
製造本部長に据える人事を
行っています。
製造を知らない人が、
製造部門のトップになったわけです。
さすがに、ここまで不祥事が続くと、
製造畑の人間では、立て直しは難しいと
判断したのだと思います。
その流れの中で、今回の
1週間の工場の操業停止を考えると、
すいぶん、思い切ったことを
したのだと思います。
次から次へと問題が起こる時は
問題が問題を呼んできます。
リコールが発生
↓
対応する時間が増える
↓
残業が増える
↓
疲労が残る
↓
ミスが増える
↓
リコールが発生
ちなみに、
昨日のヤフーニュースでも、
SUBARUの7.7億円の未払い残業
も記事になっていました。
こんな感じで、
問題が雪だるまのように
大きくなります。
こんな時に
どこに手を打つか?
というのは大事だと思います。
技術者なら、
リコールをなくそうとすると
思います。
問題となっている
リコールの原因を追究しようと
すると思います。
しかし、追及すればするほど、
時間がかかり、ますます、
残業が増えるとおもいます。
ここで、大事なことは、
ミスを減らすことだと思うのです。
だから、一旦、
工場を停めたのだと思います。
工場を停めて、
徹底的に問題を洗い出したのだと
思います。
これができたのは、
「門外漢」だからだと思います。
製造を知らないトップだからこそ
思い切ったことができたのでは
ないか?と思うのです。
人間関係が親密だと
思い切ったことができません。
効率化をしようとする
最大の方法は、
人を信じることです。
しかし、信じるがゆえに
ミスが見逃されます。
だから、
ミスを見つけようとしたら、
「信頼しない」ということを
やらないといけません。
これが、仲間ではできない
のだと思います。
思い切って、変える時には、
人間関係を切るということが
時には必要なのだと思います。
今回のSUBARUの記事を読んで、
これがSUBARUの立ち直しの
キッカケになるのかな?
と思いました。
頑張れ!SUBARU!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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