先日、以前、研修をしていた
お客様から連絡がありました。
『全然上手く行っていない!』
ということでした。
そこで、
こんなアドバイスをしました。
「振り返りをしてみて下さい」
3ヶ月前からでもよいし、
半年前からでも構いません。
何ができるようになって、
何がまだできていないのか?
そうすると、
変化成長を実感できると思うのです。
人は前を向いている時は
後ろを見ることはできません。
一度立ち止まって、
振り返りをしてみると
よいと思います。
できるように
なっていることがあるはずです。
変わっている最中って
見えないのです。
組織が変わる時は
不安の谷をくぐる必要があります。
「タックマンモデル」です。
タックマンモデルとは、
チームが成長する段階を
4段階で説明したものです。
チームが成長するには
①形成
②嵐
③秩序
④成果
という4つの段階を経る
というものです。
「U」の字のように
いったん谷に落ちて
這い上がるように
成果が上がっていきます。
つまり、
「U」の谷の向こう側に
「成果」があります。
「谷」の手間からは
「成果」は見えません。
よくあるのは、
リーダーだけが
「谷」をくぐってしまって、
他のメンバーが
「谷」の手前に
取り残されている状態です。
リーダーは
「成果」が見えているので
前に進もうとします。
しかし、
他のメンバーは
「谷」の手前にいるので、
「成果」が見えません。
リーダーは前に進みたいのに
他のメンバーは動こうとしない。
リーダーにとっては、
イライラがMAXの状態だと思います。
ここで、
リーダーが無理に前に進むと
他のメンバーとの関係性が壊れて
チームが崩壊します。
『全然上手く行っていない!』
は黄色信号です。
リーダーに求められるのは
スピードを落とすことです。
スピードを落として、
ビジョンを共有することです。
チームとして
どうなりたいのか?
何を目指しているのか?
ここで、よくあるのが、
スピードが上がらないことを
責めてしまう・・・・
「どうして分からないの?」
「どうしてやらないの?」
でも、人と人は違います。
分からないものは
分からないのです。
ここで大事なことは、
お互いに分かろうとすることです。
対話です。
それぞれ立場が違うけれど、
相手の立場に立って考えてみたり、
相手に質問したりすることです。
そもそも、
同じビジョンを描いているはずです。
ビジョンが同じであれば、
ビジョンから逆算をしていけば
つながるはずなんです。
私たちはどうなりたいと思っているのか?
上手く行っていない時こそ、
ビジョンを確認すべきなのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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皆様の参加をお待ちしています!
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