強みが命取りになる

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桜田五輪相が
とうとう辞任してしまいました。

 

4月10日、東京都内で開かれた
自民党の高橋比奈子衆院議員の
パーティーであいさつし、
「復興以上に大事なのは高橋さん」
という発言をしたようです。

 

これが
被災者の気持ちに配慮していない
失言だということで、
安倍総理に辞表を提出したようです。

 

高橋議員は岩手県の出身ですから、
被災者の気持ちを傷つけるつもり
はなかったのだと思います。

 

だとしても、あまりにも
言葉が軽すぎました・・・

 

桜田五輪相は、これまでにも、
数多くの失言を繰り返してきました。

 

USBはよくわからない
と発言をしたり・・・

 

石巻市を「いしまきし」と
言い間違えたり・・・

 

東日本大震災の津波被害について
事実誤認の発言があったり・・・

 

オリンピックの予算の国の負担分
「1500億円」を「1500円」と
言い間違えたり・・・

 

池江選手の白血病の公表に際して
「がっかりした」という
心ない発言をしたとして
問題にもなりました。

 

ただ、この発言については、
マスコミが桜田大臣の発言を
都合よく切り取って報道をした
という擁護の声があがり、
命拾いをしました。

 

私、個人としては、
桜田大臣は、人間味のある人で、
キライではありませんでした。

 

しかし、失言を繰り返すにも
ほどがあります。

 

何度も、命拾いをしているのに
今度ばかりは、命取りになりました。

 

それにしても、どうして、
こんな失言を繰り返すのでしょうか?

 

一度ならず、命拾いをしたのですから、
もう少し慎重になればよい
と思うのですが・・・

 

これは
「氷山モデル」で考えると
分かりやすいと思います。

 

「氷山モデル」

 

海に浮かんている氷山は
見ている部分は一部であって
海面の下には、
見えているものよりも
大きな氷の塊が沈んでいます。

 

見えている部分が・・・

 

「出来事」
(何が実際に起こったのか?)
⇒失言をして辞表を出した。

 

海面の下には・・・

 

「パターン」
(今まで何が起こってきたか?)
⇒失言しても、また、失言してしまう。

 

「構造」
(何がパターンに影響を及ぼしたか?)
⇒失言があっても、愛嬌で乗り切ってきた。
(なんとかなってきた)

 

「メンタルモデル」
(どんな信念、価値観を抱いているか?)
⇒失言もご愛嬌
(私は愛嬌があるから許される)

 

新聞によると
桜田氏はあいさつの中で、

乾杯、いよいよできるかな
と思ったときに

また一人追加で、
がっかりしてるんじゃないか。

私も『がっかり』という言葉
が禁句だ。

いろいろ言われちゃって、
もうこりごりしている

と語ったそうです。

 

辞任ギリギリまで追い込まれた
『がっかり』発言をネタに
笑いを取ろうしています。

 

「失言も愛嬌で許される」ぐらい
思っていたのだと思います。

 

たしかに、
憎めないところがあると思います。

 

これは、桜田大臣の「強み」です。

 

許せてしまうことろがあります。

 

しかし、それも、これだけ続くと
その「強み」は、もはや、毒になります。

 

「強み」は人のために使うもので、
自分のために使うものではありません。

 

しかし、人は、それでうまく行くと
「強み」を自分のために使ってします。

 

人は「強み」でやらかします。

 

「強み」が命取りになる!

 

気を付けたいですね!

 

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