被害者意識を持ってはいけない

人間生きていれば、
上手く行かない時や
思い通りにならない時もあります。

 

誰かに傷つけられたり
ひどい目に合うこともあります。

 

実際に
被害者になるような
立場になることもあります。

 

そんな時は
被害者意識を持ってしまう
ことはあると思います。

 

それはそれで
仕方がないと思います。

 

しかし、
被害者意識が強すぎると
いろいろな問題が生まれます。

 

まず、
被害者であることを利用して
人をコントロールしようとします。

 

自分のことを悲劇的に語り、
共感を集めようとします。

 

そして、
相手に責任を
感じさせるような表現を使って
自分を正当化します。

 

自分を正当化することで、
味方になってもらおうとしたり
助けてもらおうとして、
相手をコントロールします。

 

最初のうちは、
心配してくれる人や
同情して助けてくれる人が現れます。

 

しかし、
これらの人たちも、
だんだん、コントロールされている
ことに気づくと、助けなくなったり、
離れていきます。

 

他人をコントロールできなくなると
上手く行かない理由を相手のせいにして
今度は、「敵」とみなして、
怒りをぶつけてきます。

 

そうなると
さらに相手に避けられるようになります。

 

避けられるようになればなるほど、
被害者意識がエスカレートします。

 

自分に都合のよい事実を作り上げ
自らを正当化し、
より不幸になることで、
さらに相手を責めるようになります。、

 

そして、相手を責めるために
自らを、より不幸にする。

 

このように、
いったん、被害者意識が強くなると
自らを不幸にするループから
抜けられなくなります。

 

いわゆる「ダークサイド」です。

 

「ダークサイド」には
魅力がいっぱいです。

 

相手のことを考えなくなるので
遠慮なく怒りをぶつけること
ができます。

 

自分を顧みる必要がないので、
100%正義の状態でいられます。

 

超~スッキリします。

 

しかし、
良いことばかりではありません。

 

夢中になっているうちに、
相手を深く傷つけることになります。

 

自分が相手に被害を与えることになります。

 

つまり、加害者になります。

 

自分が忌み嫌っていた「加害者」に
自分がなっている・・・

 

結局、自分が傷つきます。

 

だから、
被害者意識を持ってはいけないのです。

 

私も、祖父の会社にいる時に
祖父の横暴なやり方に怒りを感じ、
祖父を恨み、自分の正当性を主張して
会社を辞めました。

 

しかし、
それは社員を見捨てることであり
結果、会社は倒産しました。

 

祖父のやり方では
「会社はつぶれる!」
と主張していた私が会社をつぶしたのです。

 

被害者だった私が加害者になっていました。

 

それから20年、
自責の念を抱えて生きてきました。

 

上手くやっていながらも、
「上手く行ってはいけないんだ!」
という破壊願望をもっていたように思います。

 

それが、
昨年末にリボーンアワードに出場し、
200人の前で自分の半生をプレゼンすることで、
「ダークサイド」から出ることができました。

 

「自分を信じると書いて自信と読む」

自分を信じると書いて自信と読む

 

被害者意識という
「ダークサイド」から出るためには、
どうすればよいのでしょうか?

 

それは・・・

ないものに目を向けるのではなく
あるものに目を向ける

ということです。

 

あるものに目を向けると
どうなるのか?

 

ありがたいと思えてきます。

 

有り難い・・・

 

今、有ることが難しい。

 

今、有るものは、
与えられたものであり、
自分の力で得たものではない
ということに気付きます。

 

そうすると、
今、有るものを大切にしようと
思えるようになります。

 

こうなってくると
相手は関係なくなります。

 

なぜならば、
今あるものを大切にするのは、
自分の問題だからです。

 

自分の問題だと思えるようになると
できることが増えてきます。

 

できることが増えてくると
状況をコントロールできるようになって
結果、問題を解決できるようになります。

 

簡単なことではないと思います。

 

しかし、
いかに、今あることに
感謝の気持ちを持つことができるのか?
だと思います。

 

今の自分は自分一人であるのではない!

 

そう思うことが、
幸せになる第一歩だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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