凪のお暇に学ぶ

今日は日曜日なので、
軽めの話を書きたいと思います。

 

いつも見ている訳では
ないのですが、
金曜ドラマ「凪のお暇」が面白い!

 

場の空気を読みすぎて、
他人に合わせて無理しすぎた結果
過呼吸を起こして
倒れてしまった
大島凪(おおしま なぎ)28歳。

 

仕事も恋もSNSも全部やめて、
自由になろうとするのですが、
結局は相手のペースに
飲まれてしまう・・・

 

変わろうとするのだけれど
変われない・・・

 

原作の漫画では
累計250万部突破の
人生リセットコメディ!

 

うちの妻と下の娘は
キュンキュンして
見ているようですが、
私はちょっと違う観点です。

 

いつものブログで
書いていますが人と人は違います。

 

どんな風に違うのか?
というと…

 

3つの視点で違います。

 

「思考」と「欲求」と「行動」です。

 

この視点で、
この凪(なぎ)という主人公を
分析してみたいと思います。

 

一つ目の「思考」というのは、
ものの考え方です。

 

これは「効き脳」で考えます。

 

「効き脳」を簡単に説明すると、
人の思考は4つのタイプに
分かれます。

 

A脳:論理的、理性的

B脳:保守的、計画的

C脳:対人的、感覚的

D脳:全体的、冒険的

という感じです。

 

詳しくは、こちらをお読みください。

https://robotjinji.com/blog/2017/01/22/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E9%81%95%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%81%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%84/

 

この凪という主人公は、
基本的には、
C脳:対人的、感覚的が
強いタイプです。

 

相手のことを考えすぎたり
場の空気を読み過ぎてます。

 

その反面、
常に冷静に相手のことを見て
批判的なツッコミを
いれたりしているので、
A脳:論理的、理性的も
強いタイプだと思います。

 

A脳C脳の二重優勢

 

実は、A脳とC脳は、
相反する脳なので、
常に自分の中で
葛藤が生まれます。

 

ドラマの中でも
凪が葛藤しているシーンが
よく出てきます。

 

二つ目の「欲求」というのは、
欲求の順番です。

 

これは「選択理論」で考えます。

 

「選択理論」によると
人には5つの欲求があります。

 

それぞれを簡単に説明すると・・・

 

愛・所属の欲求
人を大切にしたい!されたい!
人が大好き!誰かと一緒にいたい!
一緒に働く人が重要!

 

力・価値の欲求
認められたい!役に立ちたい!
勝ちたい!結果を残したい!
賞賛されたい!

 

自由の欲求
自分で判断したい!変化!
人にあれこれ言われたくない!
自分で選びたい!

 

楽しみの欲求
楽しみたい!笑いが大切!充実感!
やりがいのある仕事!
関心が高い!好奇心が高い!

 

生存の欲求
安全な環境にしたい!
平穏で安定が得たい!
住環境や家族のことが大切!

 

詳しくは、こちらをお読みください。

人は選んでいる

 

この凪という主人公は、
基本的には、
愛・所属の欲求が強かった
のだと思いますが、
恋人の裏切りにあい、
自由の欲求が強くなったのだと
思われます。

 

無職でいられるところをみると
生存の欲求は低そうですし、
仕事をあっさりと手放すあたり、
力・価値の欲求も低そうです。

 

とにかく今は
自由を満喫している感じがします。

 

三つ目の「行動」は、
自己表現性、自己主張性、柔軟性です。

 

「思考」も「欲求」も
目に見えるものはありません。

 

頭の中や心の
中にあるものです。

 

この「中にあるもの」を
表に出すのが、
自己表現性、自己主張性、柔軟性です。

 

それぞれを簡単に説明すると

「自己表現性」は、
自分の思ったことを口にするかどうか?

「自己主張性」は、
自分の思ったことについて
相手に同意を求めるかどうか?

「柔軟性」
変化に対応できるかどうか?

 

詳しくは、こちらをお読みください。

「行動のスタイル」をどう使うのか?

 

この凪という主人公は、
あきらかに
自己表現性は低く
自己主張性も低く
柔軟性は高い

 

言いたいことが言えずに
言葉を飲み込んだり

言いたいことを相手に
言えなかったり

その割には
自分で納得して
言わずに済ましてしまう・・・

 

そんな場面が
ドラマでも出ていたと思います。

 

このように、
「思考」「欲求」「行動」
という3つの視点で見ていると、
この主人公のパターンが見えてきます。

 

例えば、前回の第5話でも、
お隣のお子さんのお母さんが、
意地悪なママ友に囲まれている
シーンがありました。

 

凪が歩いていると
そんな場面に出くわして、
お隣のお母さんが気まずい思い
をしているのに気づきます。

 

まさに、
相手の気持ちが分かるところは、
C脳:対人的、感覚的
の強みを発揮しています。

 

また、意地悪なママ友に
囲まれて、自分の思い通りに
できないお隣さんの姿を見て
自由の欲求が満たされていないことに
憤りを感じています。

 

そこで、すかさず、
その場の対応策が頭に浮かびます。

 

その分析力は、
A脳:論理的、理性的
の強みを発揮しています。

 

そこで、
よし!文句を言ってやろう!
と思って、
意地悪なママ友の前に
立ちはだかったまでは
よかったのですが

 

言えない・・・

 

自己表現自己主張
弱いですから・・・

 

ま~そうなるよね!
という感じです。

 

こうなるのがよく分かります。

 

実は、この
思考がA脳C脳
自由の欲求が高くて(2番目)
自己表現自己主張も弱いって
私と全く同じなんです。

 

 

だから、
凪の気持ちがよく分かります。

 

私も、人を思いやる気持ちと
人を批判的に判断する思考に
板挟みになることがあります。

 

自由でいたいのに
自分の思っていることを
表現できずに
思い通りにならなくて
苦しんできました。

 

では、どうやって
そこから抜け出したのか?

 

ブログです。

 

ブログを書くことで
自己表現と自己主張を
引き上げました。

 

しかも、
低くならないように
毎日書くというルールを
自分に課しました。

 

自分の自己表現の
ボリュームを固定する
みたいな感じです。

 

自分の思っていることを
毎日、文字にして表現することで
私のことを理解してくれる
人が増えました。

 

実は思考も欲求も
変えることはできません。

 

行動は変えることができます。

 

つまり、
自分を変えようと思ったら
行動を変えるしかないのです。

 

私が自分を変えることが
できたのは、
チームビルディングを通して
自分を分析できたからだと
思います。

 

自分を分析して
打ち手がどこなのか?
が分かったから、
ブログを始める覚悟が
できました。

 

結局は、自分を知ることから
始まるのだと思います。

 

もうすぐブログも
1000回を迎えようとしています。

 

1000回近く
毎日書き続けることで
チームビルディングを
講座としてお伝えする覚悟が
できました。

 

2019年10月から
チームビルディング経営塾
を始めます!

 

いよいよ、明日、
告知をしたいと思います!

 

よろしくお願いします。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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