『言い方の問題』は問題なのか?

先日、社員さんの面談をしていて
こんなことを言われました。

 

「言い方が気に入らないんです!」

 

上司に注意されたり、
部下から意見を聞くときに
言われていることは理解できるけど

 

言い方が悪いので
素直に聞く気になれないのだそうです。

 

ようは、
『言い方の問題』なんですが、
そもそも、『言い方の問題』って、
問題なんでしょうか?

 

これも私は効き脳の違いだと
思っています。

 

効き脳についてはこちら

「効き脳」って何なの?

 

「効き脳」を簡単に説明すると
思考パターンは4つあります。

 

A:論理的、理性的

B:保守的、計画的

C:友好的、感覚的

D:感情的、全体的

 

これが人によって強弱があって、
それによって話し方も変わります。

 

A(論理的)が強い人は、
論理的で合理的なので、
典型的な言葉づかいは・・・

 

「だからダメなんです!」
「根拠は何ですか?」
「要するに何?」

 

B(計画的)が強い人は
計画的で万全を期すタイプなので
典型的な言葉づかいは・・・

 

「ちゃんとやりましょう!」
「順番を守りましょう!」
「どうしたらいいですか?」

 

C(友好的)が高い人は、
相手のことを考えるので
典型的な言葉づかいは・・・

 

「みんなでやりましょう!」
「かわいそうです!」
「人を何だと思っているんだ!」

 

D(全体的)が強い人は
感覚で伝えるので、
典型的な言葉づかいは・・・

 

「ばぁ~んと!」
「ポンってやったらできるでしょ!」
「できるかどうかは別にしてさぁ~」

 

このように効き脳によって、
典型的な言葉遣いが違います。

 

そう考えると、冒頭の
「言い方が気に入らないんです!」
という問題は、
A(論理的)が強い人と
C(友好的)が強い人との
思考の違いから生じています。

 

つまり、
A(論理的)が強い人は、
論理的に事実に基づいて話をしているので
人の気持ちとか関係ないのです。

 

「事実を言って何が悪い?」
という感じです。

 

言い方なんか関係ないのです。

 

しかし、
C(友好的)が強い人は
人の気持ちとか感情を大切にするので
事実とか関係ないのです。

 

「確かに事実はそうだけど、
そんな言い方、ひどい!」
という感じです。

 

事実よりも言い方が大事なのです。

 

だから、
言い方の問題は、
C(友好的)が強い人にとっては
問題なんですが、
A(論理的)が強い人には
問題ではないのです。

 

結局、どちらが正しくて
どちらかが間違っているという
話ではありません。

 

A(論理的)が強い人と
C(友好的)が強い人が、
一緒に成果を出すためには、
どうしたらよいのか?
を考えてもらうしかありません。

 

それが違いを認めることであり、
お互いに足りないところを
補い合えれば、
違いを活かせることになるのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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