女性の話は長いのか?

東京オリンピック
パラリンピック大会組織委員会
の森会長が、

 

日本オリンピック委員会
の臨時評議員会で
次のような発言をしたそうです。

 

女性は競争意識が強い。
誰か1人が手を挙げて言われると
自分もやらなきゃいけないと
思うんでしょうね。
みんな発言されるんです

女性の理事を増やしていく場合は、
発言時間をある程度、規制をしないと
なかなか終わらないので困る

 

これまた、
なかなか物議を醸す発言です。

 

ある意味で正しくて
ある意味で間違っている
と思います。

 

何が間違っているのか?
というと…

 

話が長いのは、
「性別」ではありません。

 

それは「思考」の違いです。

 

いつもお話している
「効き脳」です。

 

「効き脳」を簡単に説明すると
思考パターンは4つあります。

 

A:論理脳、理性脳

B:計画脳、堅実脳

C:感覚脳、友好脳

D:全体脳、創造脳

 

これが人によって強弱があります。

 

A(論理脳)が強い人は、
論理的で合理的なので、
簡潔に話します。

 

無駄がなくて、
結論から言う感じです。

 

B(計画脳)が強い人は
計画的で万全を期すタイプなので
細かいところまで話します

 

漏れがなくて
一つ一つ丁寧に話す感じです。

 

C(友好脳)が高い人は、
相手のことを考えるので
相手の理解のペースを確認しながら
ゆっくり話します。

 

相手の反応を見ながら話すので
結論が後になりがちです。

 

D(全体脳)が強い人は
感覚で伝えるので、
若干、話がまとまっていなくて
とっ散らかした感じがします。

 

適当によろしく!とか
ちょっとやっておいて!とか
曖昧な感じです。

 

それぞれに特徴があると思うのですが、
どれが良くてどれが悪い
というものではありません。

 

どのタイプも一長一短です。

 

おそらく、
森会長はAC脳だと思います。

 

A脳とC脳の二重優勢です。

 

批判的に考える脳と
周りの空気を読む脳があります。

 

おそらく、
場の空気を感じ取って、
和ませようと思って、
皮肉交じりで言ったことが、
不適切な発言だったのだと思います。

 

そもそも、
男性は・・・女性は・・・
と言うのは、性差別になります。

 

男性にも話の長い人がいるし、
女性にも話の長い人がいます。

 

話が長いのは、
B(計画脳)やC(友好脳)です。

 

男性にも女性にも
B(計画脳)やC(友好脳)の人は
います。

 

さらに、話が長いのは、
たしかに、時間がかかるという
弱みはありますが、
相手に分かりやすく伝わるという
強みもあります。

 

だから、
森会長の発言は、
ルービックキューブでいうと
1つの面しか見ていない話です。

 

ルービックキューブの6つの面を
それぞれ、ちゃんと見ようよ!
というのが今の時代です。

 

なので、冗談だとしても、
時代錯誤も甚だしいと言われても
仕方がないとと思います。

 

かつて、
失言で苦労されていたと
思うのですが、
人はなかなか変われないのだと
思います。

 

自分の効き脳が分かっていると
やらかすことも減ると思うのですが・・・

 

人間味があって、
魅力的な方だと思うのですが、
今回の発言は残念に思いました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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