前回のブログで、
V字回復をするには、
今やっていることではなく
そもそものところを見直す必要がある
という話をしました。
「V字復活の理由はいつも同じ!」
ものごとを3重で考える
「トリプルループ」という思考法です。
「シングルループ」思考
物事に「適切に取り組んで」いるか?
「ダブルループ」思考
「適切な物事」に取り組んでいるか?
「トリプルループ」思考
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか?
サンリオピューロランドの例では、
ディズニーランドのマネをするのではなく
自社ならではの強みを活かすことで
V字回復を成し遂げました。
結果だけみれば、簡単な話です。
しかし、そもそも、
なぜ、Vの底に落ちる前に
回復できないのでしょうか?
それは・・・
今やっていることを
否定できないからです。
当然のことですが、
Vの底にいる時も、
みんな、頑張っているのです。
事業計画があって、
その計画に沿って日々頑張っている
わけです。
いわゆる
PDCAを回している状態です。
P(計画)があって、
その計画通りに進めているわけです。
ただ、これは、
「シングルループ」です。
物事に「適切に取り組んで」いるか?
一生懸命にやっていますか?
という話です。
もし、一生懸命にやっているのに、
上手くいっていないのであれば、
それは・・・
P(計画)が間違っているのでは
ないでしょうか?
現に、ピューロランドでは、
ターゲットが間違っていました。
そうなったときに、
そもそも、
社員がそれに気づけるか?
という問題と、
気付いたとしても上司に言えるか?
という問題があります。
これが難しいのです。
現実的には、
気付ける社員もいないし、
気付いていも言える雰囲気がない・・・
だから、結局のところ、
経営者が変わって、
V字回復が行われるのです。
経営者なら気付けるし
言いたいことが言えますから・・・
これをVの底がなくても
成長し続けるようにするためには
気付ける社員を育て、
気付いたら言える雰囲気をつくる
しかありません。
実は、これがアクションラーニングです。
アクションラーニングについては、
先日もブログに書きました。
「イノベーティブな人材を育てたいと言われても・・・」
ここに書いた
イノベーティブな人材というのは、
「トリプルループ」思考ができる人材です。
目の前のことを置いておいて
その裏にある背景に気づける人材です。
そのような人材を育てるのは、
研修だけでは無理で、
実際に考える時間を与えて
形にして発表する「場」が必要です。
これを研修としてやる!というのが、
アクションラーニングです。
つまり、
社員にとっては、
「トリプルループ」的に
考えるというトレーニングと、
組織にとっては、
気付いたことを発表する「場」を
つくるというトレーニングを
同時にやるということです。
これが、
「組織として学習する」
ということです。
もちろん、
「個」の成長も大事ですが、
「組織」としても成長をしないと
生き残れない訳です。
これを可能にするのが
チームビルディングだと思って
やっています。
まずは、それを全体像でとらえて
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