リーダー以上の熱意は持たない!

ここのところ、
新型コロナウィルスについて
ブログを書いています。

 

マネジメントの問題なので
テーマにしやすこともあります。

 

昨日のブログで、
安倍首長の指示が適切ではない
のではないか?
ということを書きました。

 

安倍首相の指示が、
「日本国内の感染をこれ以上増やさない」
ではなく、
「患者増加のスピードを抑制する」に
なっているのは甘いのではないか!
と・・・

 

国民のほとんどは、
コロナウィルスの拡大を止めて欲しい!
と思っているのではないか?と思います。

 

しかし、
専門家が書いている記事を読んでみると
コロナウィルスの拡大は止められない
ようです。

 

新型コロナウイルス対策に関する
東大の教養学部長・総合文化研究科長
(太田邦史教授)からのお願い
https://note.com/sangmin/n/n3df8ec0db011?fbclid=IwAR2qqev3ecIksjlbCeteNWcngUJ_NVoscFF93Me3sRqWHo3iNfbwmmmTc-M

 

この記事にこんなことが書いてあります。

 

国内で感染源が不明な事例がいくつか出て来ました。
厚生労働省によりますと、この段階は感染拡大の初期に当たるとのことです。
この段階に入りますと、水際で感染症が国内に侵入・拡散するのを排除することは不可能になります。
新興病原体に対する有効な防御法には、 ①検疫、②公衆衛生的な管理、③迅速な診断法、④ワクチン、⑤治療法・治療薬、⑥各人の免疫システム、の6つの「盾」が考えられます。
今の日本では①の盾が破られ、③~⑥の盾はまだ有効に機能しないか、存在していない状況です。
従いまして、いずれ多くの方が新型コロナウイルスに感染することを前提として、行動することが必要になってきました。

 

つまり、拡大を防ぐことはできない!
ということです。

 

では、どうすればよいのか?
というと・・・

 

患者増加のスピードを抑制する
しかないようです。

 

つまり、
安倍首相の指示は適切だ
ということになります。

 

これだと、
国民のほとんどが望んでいるような
コロナウィルスの拡大を止めるということを
国は、そもそも、考えていなかった
ということになります。

 

それは、
国に対する不信感が高まるはずですよね!

 

国民が期待していることと
国がやろうとしていることが
ズレているのですから・・・

 

これについて、
こんな記事がありました。

 

新型コロナウイルス、
流行期に備えたいこと。
チェックポイントと専門家の見方
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200224-00010000-telling-sctch&fbclid=IwAR0eVOBl-0FlWjBew0bKjdQsnrGH5GcX0MnXM7neWwoe8OpnBcq6jzfuodI

 

この記事は2019年3月まで厚生労働省
結核感染課長だった三宅邦明さん
へのインタビューです。

 

このインタビューの中で、
三宅さんはこんなことを言っています。

 

このようなクライシスマネジメントには、リスクコミュニケーションが大切です。
政府は、「水際対策や封じ込めは完璧にできませんが、国内にウイルスが入り込むスピードを遅くするために必死にやります」というメッセージを、国民に向けてしつこいくらい繰り返し伝えていくべきでした。
そのようなメッセージは伝えていたものの、国民の期待、わかりやすいメッセージが取り上げられやすく、結局のところは、2009年の新型インフルエンザ発生の時と同様に、わかりやすい「もっと水際対策やります」「封じ込め対策をやります」ばかりが報道され、話題となり、国民や政治家の期待をいたずらに高めたことを、いま歯がゆく感じています。

 

さらに・・・

 

NHKのニュース番組では、
このような報道がされていました。

 

国の専門家会議は、今後1~2週間が感染拡大のスピードを抑えられるかどうかの瀬戸際だという見解を示しました。
一般の人ができることとして、▽多くの人と近い距離で対面する場所を可能なかぎり避けることや、▽かぜなどの軽い症状の人は自宅で療養することなど、対策への協力を求めています。

 

「今後1~2週間が瀬戸際」国の専門家会議が見解示す
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200224/k10012299291000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

 

今日、閣議後に、
厚生労働大臣が記者会見で、
基本方針を発表することになっています。

 

ここで、
どんなに効果のある方針が示されても、
実行されなければ成果は上がりません。

 

だから、
聞いている国民が実行しよう!
と思うように伝えることが大事です。

 

では、どうしたら実行しよう!
と思うようになるのか?

 

それは、
上手くいくイメージが持てることです。

 

つまり、ビジョンです。

 

この1~2週間、
できるだけ移動を制限して、
全国民で、感染拡大を抑え込み、
オリンピックを開催できるようにしよう!

 

このくらいビジョナリーに
言うべきだと思います。

 

ここで封じ込められなければ、
厚生労働大臣を辞める!
ぐらいの強い気持ちで伝えないと
国民は動かないと思います。

 

結局、リーダー以上の熱意は持ちません。

 

本当に何とかしたい!
と思っているのであれば、
後世に残るほどの心震わす記者会見を
行って欲しいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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