ほんとのワルは誰なのか?

賭けマージャンが発覚して
東京高検検事長の黒川氏が
辞職をしました。

 

余人をもって代え難しとして
強硬した定年延長も

 

大騒ぎになった
「検察庁法改正案に抗議します」も

 

一体、何だったのでしょうか?

 

賭けマージャンも
一緒にやっていたのが
新聞記者だったなんて・・・

 

しかも、ハイヤーで送迎ですから、
会社ぐるみですよね!

 

新聞社も大騒ぎしていましたが、
批判する資格があるのでしょうか?

 

そう考えると、
検察庁法改正案を先送りさせた!
と胸をはった「民意」も
本当に正しかったのでしょうか?

 

そもそも、
こんなスクープが仕掛けられていたら
政府は、検察庁法改正案を通すわけには
いかないでしょうから、

 

先送りさせたのは「民意」ではなく
「週刊文春」なのかもしれませんね!

 

さらに、
これだけの騒ぎの中心人物が
6000万円近い退職金をもらう記事が出ていて
処分が甘い!なんて騒いでいますが、

 

個人的には、
未だに6000万円近い退職金が出る
国家公務員はどうなの?
と思ってしまします。

 

世の中では、
退職金制度もない会社もあるし
退職金制度があっても金利が低く
会社がコツコツためても
大きな金額になりません。

 

そのため、
確定拠出に切り替えて
運用は自己責任になっています。

 

それなのに、
国家公務員は、
未だに確定給付なんですね!

 

なんだか、そっちの方が
問題のような気がします。

 

運用益との差額を
国が負担しているのですから・・・

 

で、さらに定年延長か・・・

 

問題が起これば起こるほど、
見えていてないことが見えてきて、
気が付くと、本当の問題でないところで、
騒いでいるような気がします。

 

そう考えると、
ほんとうのワルは誰なのか?

 

よくわかりませんね!

 

職場でも同じようなことが起こっていて、
問題の相談を受けるのですが、
本当の問題がどこにあるのか?
見えてこないことが多いです。

 

その時に考えるのが、
「トリプルループ」的思考法です。

 

ものごとを考えるにあたって
3つのレベルがあります。

 

①シングルループ
物事に「適切に取り組んで」いるか?
「方法の適切さ」について考えます。

 

②ダブルループ
「適切な物事」に取り組んでいるか?
「目的・目標の適切さ」について考えます。

 

③トリプルループ
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか?
「目的・目標設定の信念・価値観など」
について考えます。

 

問題が起こった時に
シングルとダブルで見ていても
本当の問題は見えてきません。

 

トリプルで見ることで
本当の問題が見えてきます。

 

「問題だ!」と言っている人は、
どのように考えて、問題だと言っているのか?

 

どんな信念やどんな価値観にもとづいて
問題と言っているのか?

 

それを考えることが
本当に問題に近づけることに
なるのだろうと思っています。

 

それにしても
「検察庁法改正案に抗議します」は
何だったのでしょうか?

 

世の中、見えていないことが
多いのでしょうね!

 

who’s bad
(本当の意味は違うようですが・・・)

 

とりとめのない内容になりました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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