パラリンピックが生きる力をくれる

東京パラリンピックの開会式を見て
複雑な気持ちになりました。

 

主人公の車いす女性も
布袋さんと一緒に演奏していたギタリストも
様々な障がいを持ったパフォーマーも
文句や不満ばかり言っている人に比べて
幸せそうだし、力強く生きている
と思いました。

 

開会式のオープニングには、
元俳優で、ドラマの撮影中に事故に遭い
脊髄を損傷した滝川英治さんが
出演されていました。

 

滝川英治さんは、
2021年8月24日のご自分のブログで
次のように書いています。

 

僕たち障がい者は、
確かに失われたものはとてつもなく大きい。

本人にしかその重みはわからないと思います。

それでもその中で、
何かほんの少しの小さなことでも、
できなかったことができた時の喜びや幸せ、
自分の生きる価値、
自分が自分である証を示したい。

そういう気持ちがあります。

今日僅かな一歩進めたら、
明日は二歩、
その次は三歩、
そして明日はと…
もちろん立ち止まってもいいし、
つまずいても、
引き返しても、
その歩みが次へ繋がる励みになってるはずです。

滝川英治オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/takigawa-eiji/

 

言葉を選んで表現するのは
難しいのですが、
障がい者の方は、
私が当たり前にできることができない

 

しかし、小さなことでも
喜びや幸せを感じたり、
自分の生きる価値を感じることが
できる分だけ、
生きることに対する
エネルギーが高いのです。

 

ちょっとしたことで、
弱音を吐いたり
気持ちが沈んだりする私と比べると
前に進んで行く「強さ」を感じます。

 

国際パラリンピック委員会の
アンドルー・パーソンズ会長の
あいさつの中でもこんなことを
言っていました。

 

私たちを1つにするものを見過ごし
違うところばかりに目を向けることは
差別を引き起こします。

私たち人類がともに達成できるものを
弱めていきます。

違いは強みであって、弱さではありません。

 

周りの人と自分を比べて違うことを
ネガティブに捉えるのではなく、
ポジティブに捉えることが
違いを強みに変えます。

 

開会式のパフォーマーの1人
「義足のモデル」の海音さんも
義足を隠さないことでモデルとして
活躍をしています。

 

橋本聖子会長もこんなことを
言っています。

 

全てを受け入れ
時にあきらめざるを得ない状況から
生まれてきた真の力強さと覚悟を持つ
世界のすべてのパラアスリートを
尊敬します。

幾多の困難を乗り越えてきたその姿で
私たちに立ち上がる力と希望を与えて下さい。

 

私も本当にそう思いました。

 

自分が今のままで幸せで
自分に価値があるということを
障がい者の皆さんに教えてもらわないと
見失いがちになることに
うしろめたさ感じながらも、
それでもいんだ!と思いました。

 

開会式の最後に
NHKのアナウンサーが
こんなことを言っていました。

 

是非、選手を支える人たちにも
注目して下さい。

視覚障害のある選手と
一緒に走る伴走者

車いすや義足など
道具を付けたアスリート

様々な人がかかわりあって助け合う

人間の可能性を気付かせてくれるのが
パラリンピックです。

 

困難は、自分と違う人と協力して
乗り越えていけばいい!

 

お互いに支え合って生きていけばいいんです。

 

パラリンピックが
コロナ禍の我々に前に進んで行く力を
与えてくれるに違いない!

 

そう思いました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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