よく上司の方に
「もっと部下の方をほめて下さい」
というような話をしたら
「褒めると調子に乗るんですよね!」
というような言葉が返ってきます。
そこで、聞いてみました。
「調子に乗ってダメですか?」
そうしたら・・・
調子に乗るとミスをして
周りに迷惑をかけるから
その前にギャフンと言わせないと・・・
みたいな答えが返ってきます。
ギャフンと言わされた社員は
どうなるんですか?
聞いてみると・・・
しばらくは大人しくしている
とのことでした。
それで、
いいのか?悪いのか?は、
会社が決めることです。
しかし、
答えが一つでない時代において、
大事なことは、
とりあえず、やってみる
ということです。
やっててみないと
わからないので、
やってみて違うと思ったら、
別のことをやってみる。
これしかありません。
そんな時に大事なのは
「行動力」です。
やってみる力です。
そういう意味で
調子に乗るというのは
大事なことです。
調子に乗ると
行動しやすくなります。
行動してミスしたとしても
そこから学べばよいのです。
調子に乗っている人に
ギャフンと言わせようとしているのは、
コントロールしたいからです。
調子に乗られて、
コントロールできなくなるのが
怖いのです。
それはそれで
悪いことではありません。
部門を任されている上司が
部下を管理するのは当然のことです。
しかし、部門として
成果を出そうと思ったら、
調子に乗ることも必要です。
では、どうしたらよいのか?
自分を知ることです。
私は自分を知るために
「効き脳」を活用しています。
「効き脳」は、
脳の思考の傾向です。
人の脳は、大きく分けて、
左右で2つ、内側と外側で2つで、
4つに分けることができます。
それぞれの「脳」を分けると
A: 論理・理性脳
B: 計画・堅実脳
C: 感覚・友好脳
D: 全体・創造脳
の機能があります。
で・・・
私の「効き脳」は、
A: 論理・理性脳 75
B: 計画・堅実脳 25
C: 感覚・友好脳 68
D: 全体・創造脳 37
です。
もし、ご自分の効き脳について、
興味があれば、コチラを利用してみて下さい。
効き脳コーチング
私の効き脳は、
A: 論理・理性脳
C: 感覚・友好脳が高いです。
こういうタイプの人間は、
調子に乗る時にどんな行動をするのか?
この時に、
知っておいていただきのが、
「タックマンモデル」です。
「タックマンモデル」とは、
タックマンさんが
チームが成長する段階を
4段階で説明したものです。
チームが成長するには
①形成
②嵐
③秩序
④成果
という4つの段階を経るというものです。
通常、成果というと
右肩上がりで上がるイメージが
あると思います。
時間と成果が正比例する
ようなイメージです。
しかし、実際は、
そのような形で成果がでることは
ありません。
上がるというより、
むしろ、いったん、
谷に向かて落ちて這い上がるように
成果が上がっていきます。
この時に、
「効き脳」が関係してきます。
D(全体・創造脳)の人は、
全体像が見えるので、
一気に谷をくぐります。
次に谷をくぐるのが
A( 論理・理性脳)の人です。
論理的に考えて、
合理的だと思えば、
谷をくぐります。
3番目に谷をくぐるが
C(感覚・友好脳)の人です。
周りの人を見ながら
協調性をもって、
谷をくぐります。
最後に谷をくぐるのが
B( 計画・堅実脳)の人です。
全ての手順が確認できてから
谷をくぐります。
そう考えると、
A( 論理・理性脳)と
C(感覚・友好脳)が高い私は、
谷の底で行ったり来たりします。
論理的に考えながらも、
友好的に考えます。
谷の底で、
チャレンジしないといけないのは
頭では分かっていますが、
周りの目も気になったりします。
だから、
谷をくぐるには勢いが必要です。
つまり、
私にとって、
調子に乗ることが、
成果を出す上で重要ということに
なります。
こういうことがわかっていると
成果が出やすくなのです。
ということで、
調子にのって、
8月もセミナーを開催します!(笑)
7月に参加できなかった方、
是非参加して下さい!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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いい会社を作ろう!と思っている経営者の方ほど、
上手く行っていないように思います。
その理由は2つあると思っています。
1つ目は、
『社員を家族だと思って大切に育てよう!』
とすること
2つ目は、
『ビジョンを浸透させよう!』
とすること
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