先日、経営者の方から
テレワークの実態について
お話を伺いました。
毎朝、
朝礼で情報共有をしてから
それぞれ業務を行うので、
非常にうまく回っているとのことでした。
ただ、社員の精神安定上、
このままでよいのか不安だ
という話でした。
ちょっとした悩み事が
相談できていないのではないか?
ということでした。
物事は全て裏表があります。
生産性が上がるということは
無駄が減るということです。
無駄が減るというのは
余裕が減るということです。
たしかに
私も、事務所にこもって
ZOOMで会議をしていると
1日4~5社の会議に出るなんて
こともあります。
リアルに移動していたら
1日3社の会議に出席するのが限界です。
量だけ考えると増えていますが
質を考えると、
認めたくはありませんが、
落ちていると思います。
準備も含めたら、
さすがに1日5社は無理です。
精神安定上、良くありません。
そのため、最近は、
ZOOMでも会議の件数を減らしています。
コロナの感染のリスク回避のために
始まったテレワークも、
そろそろ、見直しの時期に来ている
ように思います。
テレワークの一番の問題は
組織が成長しないことだと思います。
いつもブログに書いていますが、
組織の成果は・・・
「人」×「しくみ」×「関係性」
によって上がります。
チームのメンバーが持っている
「人」的資源
強み、知識、ノウハウなどを
「しくみ」
ビジョン、会議、役割分担などを
活用しつつ、
「関係性」
対話、コミュニケーションなど
を上げることで
組織力が上がり成果が生まれます。
そう考えると、
テレワークというのは、
「しくみ」だけなのではないか?
と思うのです。
今ある「人」的資源や
今ある「関係性」は維持できても、
今以上の「人」的資源や
今以上の「関係性」に変化しない・・・
「人」×「しくみ」×「関係性」が
「人」+「しくみ」+「関係性」に
なっているのではないか?
と思うのです。
つまり、
組織を成長させるためには、
テレワーク実施下でも
「人」×「しくみ」×「関係性」を
意識したマネジメントが必要だ!
ということです。
では、どうしたらよいのか?
それは、
テレワーク実施下であっても同じです。
チームのメンバーの「強み」を
しっかりと把握して、
ビジョンや目的目標などの
「しくみ」を共有して
チームのメンバー間の
「関係性」を高めることで
チームを機能させていくことです。
説明すると当たり前のことですが、
本当の意味を伝えるのは
難しいと感じています。
それを今回、
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