みんなでやることに意味がある

先日、お客様の会社で、
チームビルディングの研修で
ゲームをやりました。

 

研修の後に感想を
シェアしてもらいました。

 

その感想の中にこんな言葉がありました。

 

「みんなで同じことを
やることに意味がある」

 

なるほど!

 

一緒に仕事をしているけれど
それぞれ、役割が決まっていて
同じことはしていない・・・

 

例えば、営業と事務

 

同じ場所で仕事はします。

 

同じお客様のための仕事です。

 

しかし、仕事の内容は違います。

 

事務は、
見積書を作ったり・・・
請求書を作ったり・・・
入金確認をしたり・・・

 

営業は
アポイントを取ったり・・・
提案書を作ったり・・・
お客様のところに行ったり・・・

 

たしかに、
一緒に仕事はしていますが、
どのように仕事しているのか?
お互い、分かりません。

 

今回、研修では、
カードゲームをやりました。

 

5人が1つのチームになって、
断片的な情報が書かれている
情報カードを配布されます。

 

その情報カードを読みながら
与えられた課題を解いていただきます。

 

模造紙を囲んで、
メンバーが1つの課題解決に
取り組みます。

 

まさに、
1つのことをみんなでやる!

 

たしかに、
実際の仕事ではあまりないこと
だと思います。

 

一緒にゲームをしてみると
仲間の強みがよく理解できた!
とのことです。

 

その通りだと思います。

 

同じことをやるからこそ
自分との違いに気が付きやすい
のだと思います。

 

その時に『あっ!』と思いました。

 

それは「そうじ」です。

 

私の15年来のお客様で
「そうじ」に力を入れている
会社さんがあります。

 

毎日、お昼休み後の10分間、
事務所の「そうじ」をしています。

 

「5S」が大事!という話は
よく聞く話です。

 

「5S」の目的は・・・

・作業のしやすい職場環境づくり

・バラツキをなくして生産性を上げる

・改善の基本を学ぶ

・判断基準をそろえる

・物を大切にする

などがあると思います。

 

これ以外に
チームビルディング的な視点でいうと
「仲間の『強み』を理解する」
という目的もあるのではないか?
と思うのです。

 

「そうじ」という同じことを
みんなでやることで、
チームメンバーと自分との違いに
気が付きやすくなるのではないでしょうか?

 

人との違いが、
相手や自分の「強み」や「弱み」です。

 

あの人は
動きに無駄がなく合理的だな!

 

あの人は
段取りが上手だな!

 

あの人は
周りへの気配りが上手だな!

 

あの人は
全体がよく見えているな!

 

一緒に「そうじ」をするから
お互いが理解できるのだと思います。

 

そういえば、
「そうじ」に力を入れている
会社さんは、
お互いの強みを活かし合う
組織になっています。

 

昔からよいと言われていることには
ちゃんと理由があるのだと思いました。

 

本当はチームビルディンを
やった方が早いのですが、
時間をかけてもよいのであれば、
「そうじ」をやるのもよいと思います。

 

ちゃんと目的を理解する必要は
ありますが・・・

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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