国内のコロナウイルスの感染者数が
15万人を超えたそうです。
昨日一日のコロナウイルスによる
死者も41人で、過去最高になりました。
大阪では医療現場が
限界を迎えているようで
看護師さんが足りないようです。
かなり危機的な状況にあります。
しかし、個人的には
危機を感じていません。
もちろん、
感染に十分に気を付けていますが、
緊急事態宣言中のような
迫りくる危機を感じません。
普通に電車に乗っていますし
出張にも行きますし
さすがに大人数の会食はありませんが
少人数で食事に行くこともあります。
目的は仕事ですから、
不要不急ではないですが、
それでも、あまり制限はしていません。
私はこのままでもよいのだろうか?
と思えてきます。
もっと、
行動を制限すべきなのでしょうか?
こんな風に戸惑うのも、
政府がビジョンを示さないからです。
GOTOトラベルは一部を除き続行!
しかし、
飲食店は時短営業を要請!
なんともチグハグな感じがします。
ビジョンが示されないので、
どうしてよいのか?分かりません。
ただ、ビジョンを示さない事情も
なんとなく理解できます。
本当は・・・
ある程度、感染が広がっても、
経済は回していく!
と言いたいのだと思います。
でも、そんなことを言ったら、
国民の命をなんだと思っているんだ!
という批判も受けるのは
目に見えています。
だからと言って、
感染防止のために自粛を求めたら、
経済の困窮による自殺者がさらに増えます。
正直、今の状況では
医療に重点を置くとしても
経済にアクセルを踏むとしても
どちらも選んでも
命を選択したことになります。
日本の政治では命を選べません。
だから、どっちだと
ハッキリ言えないのだと思います。
ただ、GOTOの東京発を外さずに
高齢者などに自粛を求めている
ところを見ると・・・
医療が破綻しないように経済を回したい!
というのが
政府が考えているところだと思います。
要は、察してちょうだい!
ということなのだと思います。
このように
政府がビジョンを明確に示さないので
ネットニュースのコメント欄を
見れば分かるように、
国民はバラバラになります。
命が大事な人たちと
経済が大事な人たちが
お互いを批判し合っています。
実は、こんなことは、
職場でも起こっています。
会社のビジョンが明確にならないと
社員は各々正しいと思ったこと
をやります。
すると、
どうなるのか?というと・・・
一方から見れば、
一方は間違っているように見えます。
お互い様なんですが、
お互いに批判し合うようになります。
会社としては、
どちらも正解を持ってしまっているので
どちらかが正しいか?言えません。
結論のでないまま
どこまで行っても平行線です。
その結果、
この対立は解決できなくなります。
対立している社員からすると、
会社が解決してくれないなら
辞めるみたいな・・・
そして、両方の社員がいなくなる・・・
最悪です。
なぜ、
このようなことが起こるのか?
というと・・・
会社としての軸がないからです。
判断軸を社員が持っているので
判断軸がバラバラになるのです。
対立をなくすには、
会社としての判断軸を示す必要が
あります。
しかし、社長として
判断軸を示すのは怖いのです。
会社の判断軸を示すことで、
社員が辞めていくかもしれません。
そもそも
その判断軸が間違っているかも
しれません。
「判断軸を示せない社長は失格だ!」
なんていうのは簡単です。
選択には恐怖がつきまといます。
コンサルタントとして、
そういうことを分かっている必要が
あると思っています。
(私も選択は怖いです・・・)
恐怖を振り払うためには
選択の先にあるビジョンを描くことです。
もし、本当に
そのビジョンを手に入れたいと思うなら
選択できるはずだからです。
だから、私の仕事は、
社長さんに選択の先にある
ビジョンを描いてもらって、
選択の質とスピードが高まるように
サポートをすることだと思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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