なぜ、社員は文句ばかり言うのか?

先日、チームビルディング経営塾を
卒業した社長さんのから
成果の報告がありました。

 

今までは、社長が決めて、
社員の皆さんに通知をしていた
そうなのですが、

 

経営塾で学んでから、
社員が考えて、
社長が決めるという順番さんに変えたら、
社員さんから文句が出なくなった!
とのことです。

 

例えば、今までは、
パソコンの入れ替えをする時に
社長さんが事務機屋さんで
打ち合わせをして、
パソコンの型や入れ替えスケジュールを
決めていました。

 

すると・・・

「最新型のパソコンではない!」

「導入のスケジュールが急だ!」

「パソコン買うなら賞与を増やせ!」

みたいな文句が出てきたそうです。

 

せっかく、社長さんが
社員さんが気持ちよく働けるように
パソコンを入れ替えしたのに
文句を言われて、ガッカリした
という話をされていました。

 

なるほど・・・

 

社長さんが社員さんのためを思って
やったことを批判されたら、
社長さんも気の毒です。

 

しかし、
社員さんにしてみれば、

パソコンを使っているのは、
自分たちなのに、
自分たちの意見も聞かないで
入れ替えをしても、
仕事はやりやすくならない!

ということだと思います。

 

それも、もっともな話です。

 

でも、社長さんにしてみたら、
社員になんか任せたら、
予算も何も考えずに好きなように
するから任せられない!
という話になると思います。

 

だったら、
社員さんに予算金額を伝えて
パソコンの入れ替え案を作ってもらえば
よいのです。

 

もちろん、
決裁権は社長にあります。

 

このように、
社員が考える立場になることで、
予算の中で納めようとしたら、
最新型のパソコンではなく、
型落ちでも仕方がないとか・・・

 

一気に入れ替えをした方が
徐々に入れ替え作業をするより
費用が安くなると気付いたりするのです。

 

つまりは、
「どうしてそうなったのか?」
というプロセスが分からないから、
文句が出るのです。

 

社長にしてみれば、
そんなことをいちいち言わないと
分かってくれないのか?
と思うかもしれません。

 

しかし、やったことがないことは
分からないのです。

 

だったら、
やってもらえばよいのです。

 

やれば分かります。

 

そこで、
大事なことは「任せる」ことです。

 

しかし、
任せることができていないとしたら・・・

 

それは・・・

 

社員から好き勝手なことを
言われたら困るからだと思います。

 

人と人は違います。

 

だから、そもそも、
人は好き勝手なことを言います。

 

しかし、それは、
背景が分かっていないからです。

 

話せば分かります。

 

もちろん、
話し方(聴き方)もありますが、
人と人が違うことを理解して
話をすれば相手に伝わります。

 

この社長さんは
チームビルディング経営塾の中で
人と人の違いを理解して、
共通の目的をもって話すということを
学んで、実践されています。

 

今では、相談したい内容を
社員さんに伝えれば、
社員さん達で考えて、
案を出してきてくれるように
なったそうです。

 

「わかる」と「できる」は違うのですが、
やり続けていれば、
「できる」ようになります。

 

こうやって、卒業しても、
報告をくれるのはうれしいです。

 

組織づくりには原理原則があって
それを正しく理解して実践すれば、
上手く行くのです。

 

そういう原理原則を
チームビルディング経営塾で
お伝えしています。

 

ちょうど、来年のスケジュールを
立てているところなので、
スケジュールが決まったら、
お知らせをしたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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