毎年、この時期は
箱根駅伝をブログのテーマに
しています。
今年、印象に残ったのは、
何と言っても創価大学です。
創価大学は、
2年連続4回目の出場ながら
往路で優勝し、
最後は駒沢大学に抜かれて
しまいましたが、
総合2位の結果を残しました。
https://twitter.com/i/status/1345671538062761985
この結果を生み出したのは、
もちろん選手の頑張りもありますが、
就任2年目の榎木監督の手腕です。
ジャイアントキリングを目指す私には
ここまで急激にチームを成長させる
榎木監督に興味がわきます。
そこで、
いろいろネットを調べてみました。
榎木監督は、学生時代に
中央大学で駅伝に出場し、
4年連続区間賞を獲得しています。
その後、15年間、
実業団の指導者を経験して、
創価大学の監督に就任しています。
榎木監督が監督に就任して
最初に気が付いたことは、
ケガ人が多いということでした。
ただ走り込むだけは
力は付かない・・・
そこで、
ケガの多い選手に無理をさせずに
それぞれにあった練習メニューを
考えて与えたそうです。
具体的な数値を細かく示し、
ウォーミングアップの必要性や
練習後の体のケアの仕方など説明し
納得してもらって
練習をするようにしたそうです。
その結果、
ケガ人も減っていき、
チーム内の競争も激しくなり、
チーム全体が力を付けていったそうです。
おそらく、これが、
榎木監督のチーム作りのポイント
だと思います。
そもそも
選手の層も厚くないので、
ケガ人が出たらチーム力は落ちます。
ケガ人を出さないということが、
チームにとって大きな意味があります。
これは中小企業の職場でも
同じことだと思うのです。
ここでいう「ケガ人」というのを、
「持っている力を発揮できていない人」
と読み替えれば、伝わると思います。
人材の層が厚くない中小企業にとって、
持っている力を発揮してもらうことが
大事です。
そのためには、
力を発揮できていな要因を
どうやって取り除くか?です。
実は、そのヒントは、
前述の榎木監督の育成方法にあります。
それは・・・・
ケガの多い選手に無理をさせずに
それぞれにあった練習メニューを
考えて与えること
つまり、
がむしゃらに仕事をさせてもダメで
それぞれの強みにあった
仕事を与えることです。
しかし、実際には、
力を発揮して欲しいと思いながら、
無理をさせてしまい、
「ケガ」をさせているのではないか?
と思うのです。
そうならないためには
どうしたらよいのでしょうか?
榎木監督は、
3カ月に1度ほど選手全員と面談をして
現状、目標設定、方向性などを
話し合うようにしているそうです。
結局は、対話をすることです。
相手がどんな背景を抱えていて、
何に悩んでいるのか?
相手の背景を理解して
配慮することが信頼感を生み、
力を発揮することにつながる
のだと思います。
強いチームを作るには、
チーム作りに手間をかける!
そこからスタートすることだと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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