実体のないものを批判してもよくならない

眞子さまの結婚が
正式に発表になりました。

 

このタイミングで
複雑性PTSDの症状が出ている
との発表があり、
2018~19年ごろからバッシングにより
「幸福感を感じるのが難しい状態」
にあるそうです。

 

これに対して、
ネット上では、
心配をする声がある一方で
国民のせいにするのか!
という批判の声も上がっています。

 

今回の結婚については、
いろいろな意見があると思います。

 

私も、
お相手の小室さんやその母親の
金銭トラブルなどを見聞きすると、
お相手としてふさわしくないのではないか?
とも思います。

 

しかし、
結納にあたる「納采の儀」も
皇籍離脱の際に支払われる
1億5000万円もの一時金も
受け取らないなど
それなりの覚悟が見て取れます。

 

今まで、30年間も、
皇族として自由もなく
生きてきたのだから、
自分で決めさせてあげればよいのに・・・
とも思います。

 

しかし、
ネットのコメント欄を見ると
厳しい意見が並んでいます。

 

特に、最近、
マスコミが結婚を祝福するムードに
なって来ているようで、
今までさんざん批判してきたのに、
「手のひら返し!」だと
マスコミを批判するコメントも見かけます。

 

今回の件だけでなく
ネットのコメント欄を見ると、
マスコミ批判のコメントを
見ることがあるのですが、
それって、意味がないと思うのです。

 

というのは、
マスコミって1つではないからです。

 

いろいろな考えを持っている人がいて
それぞれの立場で記事を書いたり
発言しているだけです。

 

真実は1つでも、
それをどう取り上げるか?は
人によって違います。

 

同じテレビ局、新聞社、雑誌社にも
考えが違う人がいます。

 

つまり、
いろいろな意見の集合体が
マスコミであって、
マスコミというのは
実体がないものなのです。

 

そういう実態のないものを
批判しても、何も始まらないのです。

 

こんなことも、よく
職場で起こっています。

 

「みんな」が言っています!とか
「会社」が悪い!みたいな発言です。

 

「みんな」って、誰なんですかね?

 

「会社」って誰なんですかね?

 

「みんな」も「会社」も
実体があるようで、ないのです。

 

結局、自分の主張が正しい
と言うために
都合のよい存在を作り出しているだけです。

 

実体のないものに対して
批判をしても意味がなくて、
批判するなら相手を特定すべきです。

 

ただ、相手が特定できれば、
それぞれの背景が見えてきます。

 

人は選んでいます。

 

自分から見ると
なんでそんなことをしているのだろうか?
と思うことでも、
本人にしてみれば、
それを選択する理由があります。

 

いつもお話している
ルービックキューブの話です。

 

6面あっても
見えるのは3面だけです。

 

必ず、見えていない面が
存在しています。

 

批判をする時に大事なのは、
自分に見えていない面があるかもしれない
と思うことです。

 

この話をすると、
そんなことを言ったら、
何も言えなくなるじゃないですか?
と言われることがあります。

 

そうではなくて、
そこから対話が始まるのです。

 

どうして、
そのように考えているのか?

 

そこまでする理由は何か?

 

見えないのだから、
話し合うしかありません。

 

そうやって話すことで
相手の背景が理解できて、
違いを認められるようになるのです。

 

そして、
その違いを認めた上で批判するから
相手に想いが届くのです。

 

ほとんどの場合、
批判は思い込みで、
的外れなことが多いです。

 

だから、まずは、
相手の話を聴くことから始める
必要があります。

 

そのためには、
相手が悪いと決めつけないことです。

 

いったん、
相手を悪く思ったら、
相手は悪くないと困ります。

 

だって、
相手が悪くないとなると、
自分が悪いことになりますから・・・

 

でも、そもそも、
6面すべては見えないのだから、
いいも悪くもないのです。

 

常に正しい行動ができるわけではない!

 

人間なんてそんなものだ!
ぐらいでちょうど良いと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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