森会長の発言があってから
5日間で約390人のポランティアから
辞退があったそうです。
ポランティアの登録人数は
8万人いるとのことですから
割合としては約0.5%です。
そんなに大きな数字でも
ないように思います。
辞退の理由まで
確認していないようですので、
森会長の発言が
辞退の直接の理由になったのか?
も分かりません。
ですので、
短絡的に結びつけるのもどうか?
と思います。
ただ、ボランティアだからこそ
トップの姿勢に敏感だったと
言えなくはないのではないか?
と思いました。
マネージメントの大家
ピーター・ドラッカー氏は、
ボランティア組織のマネジメントから
一般企業が学ぶべきことがある
と言っています。
それは・・・
「使命をもつこと」です。
使命をもつことによって、
行動に焦点を合わせることができて
目標の達成に必要な戦略を
明らかにすることができて
規律をもたらすことができる
と言っています。
つまり、
使命をもつことによって、
(金銭的な報酬がなくても)
組織をマネジメントすることを
可能にするのです。
そう考えると、
ボランティアにとっては、
使命は何よりも重要なのです。
オリンピック憲章に使命を感じて
ボランティアに申し込んだのであれば、
森会長の発言がきっかけで、
辞めることがあったとしても
なんら不思議ではないのです。
そして、それは、
ボランティア組織ではない
一般企業においても同じです。
マネジメントには使命が必要です。
組織が成長していく過程において
右肩上がりで上がっていくことは
ありません。
必ず「U」の字を描きます。
何度かブログに書いている
「タックマンモデル」の話です。
タックマンモデルとは、
チームが成長する段階を
4段階で説明したものです。
チームが成長するには
①形成
②嵐
③秩序
④成果
という4つの段階を
経るというものです。
「U」の字のように
いったん谷に落ちて這い上がるように
成果が上がっていきます。
「U」の谷の向こう側に
「成果」があります。
しかし、
この「U」の谷に向かって
下っていくのには恐怖を感じます。
その「U」の谷の底を支えるのが、
使命(ミッション)です。
使命(ミッション)がなければ、
「U」の谷の底が抜けます。
底が抜けると
組織はバラバラになります。
組織を成長させようとしたら
「U」の谷をくぐる必要があって、
「U」の谷の底が抜けないように
使命(ミッション)が必要なのです。
マネジメントは
組織を成長させるためにあるのですから
マネジメントには使命が必要です。
われわれの事業は何か?
何であるべきか?
これが大事なのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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