PDCAよりCAPDoで上手くいく！

先日、経営者の方と話をしている時に
アイデアが形にならないという
相談を受けました。

アイデアを形にするという時に
普通に考えるのは、
PDCAです。

P＝Plan　計画を立てて、

D＝Do　実行して、

C＝Check　計画と実行の差異を確認し、

A＝Act　改善する

という一連の流れです。

まずは、計画を作ります。

計画を実行して、
出来ていないところを
確認して・・・

修正して、
また、実行する・・・

これをひたすら回すことで、
確実に物事が進んでいきます。

確かに、
効果があるプロセスだと
思います。

でも、不思議です。

PDCAを知らない人はいないのに
アイデアが形にならないという
悩みを持っている人はたくさんいます。

どうして、
PDCAを回さないのでしょうか？

それは・・・

アイデアが豊富な人は、
P（計画）が立てられないのです。

「効き脳」で説明すると
簡単に説明ができます。

「効き脳」は思考のパターンです。

4つの思考パターンを
簡単に説明すると・・・

A：論理脳、理性脳

B：計画脳、堅実脳

C：感覚脳、友好脳

D：全体脳、創造脳

図で示すと、こんな感じです。

A　｜　D
論理脳｜全体脳
ーーーー＋－－－－
B　｜　C
計画脳｜友好脳

実は、対角線上で
相性が悪いのです。

A（論理脳）の人は、
合理的に考えるのに対して
C（友好脳）の人は、
人の気持ちを大事にします。

B（計画脳）の人は、
段取りを重視しますが、
D（全体脳）の人は、
大雑把にものごとを進めます。

つまり、もともと、
思考が合わないのです。

そう考えると、
アイデアが浮かぶ人は、
D（全体脳）が高い人です。

基本的には、
相対するものは持ちえないので、
D（全体脳）の高い人は
B（計画脳）が低いです。

だから、
アイデアが豊富な
D（全体脳）の人は、
P（計画）が立てられないので、
そもそも、PDCAが始まらないのです。

アイデアが形にならないのは、
宿命なのです。

では、どうしたらよいのか？
というと・・・

P（計画）を立てなければいいのです。

とりあえず、やってみればいい・・・

それが、CAPDo（キャップドゥー）
です。

PDCAの上下をひっくり返したものです。

C＝Check　現状の問題点を把握して

A＝Act　とりあえず改善する

P＝Plan　改善を元に計画を立てて、

D＝Do　計画を実行して

という一連の流れです。

まず、最初に、
C＝Check（現状把握）から
始められるので
すぐに始められます。

さらに、まずは、
A＝Act（とりあえずやる）ことで、
やるべきことが見えてきます。

ここで、初めて、
P＝Plan（計画）を立てます。

とりあえず、やっているので、
計画も立てやすいです。

計画ができれば、
任せることができます。

そうしたら、
また、C＝Checkをすれば
いいのです。

結局、完璧な計画など立てられません。

世の中の流れも速いです。

そう考えると、
とりあえず、やってみる方が
成果につながりやいのだと思います。

アイデアが形にならないと
悩んでいるならば、
まずは、CAPDo（キャップドゥー）で
やってみませんか？

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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