効き脳からテスラの現在地を考える

昨日は、
テスラ・オーナーズクラブ・ジャパン
(TOCJ)のイベントに参加してきました。

 

千葉県にある
かずさアカデミアパークという場所に
テスラオーナーが集まりました。

 

その数、なんと!

 

350人!

 

街中でもテスラを見るように
なったので、
オーナーも増えてきている
と思います。

 

実は、テスラには、
ディーラーがありません。

 

そのため、
車で分からないことがあると、
YouTubeを見たり、
FacebookなどのSNSで
自分で調べる必要があります。

 

それでも
わからないことがあると
人に聞くしかありません。

 

だから、
テスラオーナーが集まると
お互いが話したいことが
たくさんあります。

 

そのため、
初めて会った人同士でも、
いろいろ話をしたり、
聞いたりして盛り上がります。

 

こんな感じで、
テスラオーナーと話してみると
今のテスラの現在地が分かります。

 

現在地というのは、
事業ライフサイクルのどこにいるのか?
という意味です。

 

事業ライフサイクルとは
「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」
の4つの時期があります。

 

では、どうすれば、
事業ライフサイクルのどこにいるのか?
分かるのでしょうか?

 

それは・・・

 

顧客の「効き脳」の割合です。

 

「効き脳」は、
思考のパターンです。

 

「効き脳」については、
私のブログで説明をしていますが、
人の思考は4つのパターンがあります。

 

A脳:論理脳、理性脳

B脳:計画脳、堅実脳

C脳:感覚脳、友好脳

D脳:全体脳、創造脳

 

この「効き脳」によって、
新しいものに対する反応が違います。

 

新しいものに
一番最初に飛びつくのは、
D脳(全体脳、創造脳)の人です。

 

D脳の人は、
唯一無二だったり、
カッコよかったり、
性能がずば抜けて良かったりしたら、
多少、安全性が低くかったり、
品質が多少悪くても、
気になりません。

 

とにかく
スゴイことが好きなのです。

 

次に、新しいものを
受け入れるのは、
A脳(論理脳、理性脳)の人です。

 

A脳の人は、
論理的だったり、
無駄がなかったり、
論理的に優れていれば、
周りから何を言われても
良いものは良いと判断します。

 

とにかく合理的ということを
大切にします。

 

次に、新しいものを
受け入れるのは、
C脳(感覚脳、友好脳)の人です。

 

C脳の人は、
人気があったり、
評判が良かったり、
みんなが良いと言っていれば、
自分ではよく分からなくても
良いものだと判断します。

 

みんなから良いと言われることを
大切にします。

 

そして、最後に
新しいものを受け入れるのは、
B脳(計画脳、堅実脳)の人です。

 

B脳の人は、
実績があったり、
確実だったり、
安心・信頼できるものであれば、
良いものだと判断します。

 

ちゃんとしていることを
大事にします。

 

では、テスラオーナーの
「効き脳」の割合は、
どうだったのか?というと・・・

 

感覚的なものでしかありませんが、
D脳が6割、A脳は3割、C脳は1割
という感じだと思います。

 

ほとんど、B脳の方はいなかった
と思います。

 

そう考えると
「導入期」「成長期」だと思います。

 

こんなの「効き脳」を使わなくても
分かるじゃないか!
と言われそうですが、
自分の会社の商品や
サービスを考えたらどうでしょうか?

 

皆さんの会社のお客様には、
どのタイプの「効き脳」が
多いでしょうか?

 

C脳やB脳が多くなると
事業ライフサイクル的には
「衰退期」となります。

 

「衰退期」になると
価格競争に巻き込まれたり、
高い品質を求められたりして
コストがかかるようになります。

 

そのため、次の新しい
商品やサービスが必要になります。

 

「衰退期」にあるのが
ダメではありません。

 

それぞれの立ち位置によって
商売の仕方が違うということです。

 

そして、
それぞれの立ち位置によって
雇い入れるべき人材も違う
ということです。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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