人事戦略の簡単な立て方

昨日、お客様に紹介いただき、
弁護士さんとZOOMでお話をしました。

 

その弁護士さんは、
下関の島田直行先生です。

 

島田法律事務所

https://www.shimada-law.com/

 

弁護士なのに
と言ったら失礼なんですが、
組織作りに詳しい方で、
かなりお話も盛り上がりました。

 

本も書かれていています。

 

「条文ゼロ」で分かる
労働問題解決法

社長、辞めた社員から
内容証明が届いています

 

うなづきながら、
読ませていただきました!

 

この本の中で、
秀逸だなぁ~と思ったのは、
「人財キャッシュフローシート」
というものです。

 

縦軸に社長、幹部、社員の名前を書いて、
横軸に10年間の西暦を書きます。

 

世の中に確実なものはありませんが、
年齢だけは確実に増えていきます。

 

それぞれの名前の横に
その西暦に応じた年齢を書き込みます。

 

さらに、現状の役職と年収を書きます。

 

それを10年後まで、考えてみると・・・


いつまでに世代交代をしないと
いけないのか?

 

いつまでにどんなことが
できるようになって欲しいのか?

 

さらには、
人の成長とともに、
給与を上げる必要がありますから、
人件費がどのくらい増えて、
その人件費を支払うために
売上がいくら必要なのか?も見えてきます。

 

人の面から、
会社がどうあるべきか?の
ビジョンが見えてきます。

 

まさに、人事戦略です。

 

いつも、
ブログに書いているように
人は時間軸が苦手です。

 

困ってからでないと
動けないのです。

 

しかし、人の問題は、
困ってからでは遅いので、
困る前に手を打っておかないと
いけません。

 

このように表にまとめると
イメージができるようになって、
手を打ちやすくなります。

 

島田先生も本に書かれていましたが、
労働問題の原因は、
ほとんどが採用のミスです。

 

会社が欲しい人材像が不明確なまま
人を採用してしまったり・・・

 

採用したはいいけれども、
本人に期待する役割を
明確にして伝えていなかったり・・・

 

採用による人件費増を賄うだけの
事業計画が経っていなかったり・・・

 

結局、行き当たりばったりに
なっているのが問題です。

 

計画通りに行くとは限りませんが、
計画も立てていなければ、
上手くいっていないことすら
気付くことができません。

 

戦略を考えるのは、
社長一人でもできます。

 

しかし、戦略を実行するのは、
社員を巻き込む必要があります。

 

そのためには、
社員にも見える形で
計画を示すことが大事です。

 

そういう意味で、
「人財キャッシュフローシート」があれば
社長自身も分かるし、
社員にも伝わるし、
一石二鳥の素晴らしいアイデアだと
思いました。

 

是非、ご自分の会社の
「人財キャッシュフローシート」を
作ってみて下さい!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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