先週末、チームビルディング経営塾
の5日目で「承認」について
お話をしました。
組織が変わる時は、
必ず、Uの谷をくぐります。
具体的に言うと
今までのやり方を変えるので、
不安になります。
今までのやり方を変えてしまって
良いのだろうか?
新しいやり方が上手くいくのか?
自分は新しいやり方について行けるのか?
この時に大事なことは、
変化のための行動を続けてもらう
ということです。
行動し続けることで、
人は変化します。
行動し続けてもらうためには、
エネルギーが必要になります。
それが「承認」です。
「承認」というのは、
相手に現れている変化や成長、成果に
いち早く気づき言語化して伝えることです。
なぜ「承認」がエネルギーになるのか?
それは・・・
「承認」されることで、
自分のことを見てくれていることが
感じられるからです。
人は見られていると、
結果を出そうと頑張るものです。
見られていることで
その期待に応えたいという心理が働きます。
このことを「ホーソン効果」と言います。
マラソンも一人で走っている時より、
マラソン大会で車道で応援があったほうが
頑張れるという話を聞いたことがあります。
だから、
行動を続けて欲しい相手に
見ていることを伝えることが大事です。
そんな話をしていたら、
ある経営者の方が、
「私、『承認』苦手だわぁ~」
とおっしゃっていました。
実は・・・
「承認」に苦手も得意もなくて、
ただ、見て、伝えるだけです。
やろうと思えば誰でもできます。
それを苦手だというのは、
「評価」をしようとしているからです。
「評価」は、良い悪いを
自分の基準で判断することです。
経営者の方の基準は高いですから、
経営者の方が社員を評価をする時、
厳しい評価になります。
人は自分以上にできていないと
評価できない訳ですから、
経営者の方が「評価」が苦手というのは、
ある意味、当たり前です。
しかし、
今回、私がお願いしているのは、
「承認」です。
「評価」する必要はありません。
部下に現れている変化や成長、成果に
気付いて、言語化して伝えればいいのです。
もし、それができないというのなら、
部下のことを見ていないだけです。
繰り返しになりますが、
「承認」は、行動を続けてもらって
成果を上げるために必要なことです。
成果を上げて欲しいと思うのであれば、
「承認」が必要です。
これが、もし、
「承認」と「評価」を取り違えていると、
成果を上げてもらうために
「承認」が必要なのに、
成果が上がっていないから
「承認」(「評価」)できない
という話になります。
そうなると、
成果が上がるまで
「承認」をしないことになるので、
部下は行動を続けられなくなります。
その結果、成果が上がらない
ということになります。
部下が育たないということに
悩んでいるなら、
「評価」ではなく「承認」をして下さい!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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