前回に引き続き、
「成人発達理論による能力の成長」
という本からのお話です。
「成人発達理論による能力の成長」
この本の中で、
印象に残った話をもう1つ、
紹介したいと思います。
それは、
成長には言語化が不可欠!
ということです。
この本によると、
能力が高まらない理由は、
知識の圧倒的な欠落と
言語化の鍛錬不足が原因である
ことが考えられます。
と書いてあります。
少し、古い話になりますが、
メジャーリーガーのイチロー選手は、
インタビューの中で次のように答えています。
自分がなぜ打てたのかを
全て自分の言葉で説明することが
できます。
これは、
打撃技術の知識と
体の状態の言語化能力があって
可能になることです。
では、
言語化ができると、
どんな良いことがあるのか?
それは・・・
再現性が上がります。
ゴルフをやる方は
イメージしやすいかもしれません。
私がボールを打つ時に
意識しているのは、
①方向は適切か?
②グリップは正しいか?
③ボールの位置は正しいのか?
④ボディターンで始動しているか?
⑤ボールと胸の中心の距離が保てているか?
の5つです。
これらのことを意識して
その通りにクラブを振れれば、
まーまーの確率で上手くいきます。
ところが、
私の5つのポイントを読んで、
いや、そうじゃないよ!
分かってないな!
と思う人もいるかもしれません。
それはその通りで、
ゴルフが上手い人はもっと詳細に
言語化できるのです。
そういう意味では、
私のゴルフのレベルでは、
これが限界です。
つまり、
言語化できるレベルが
その人の能力の限界というわけです。
そう考えると、
ブログを書くということは、
自分のレベルを晒している
とういうことになります。
私の能力以上のことは
書けません。
考えてみると、怖ろしい話です。
でも、悲しいかな、それが現実です。
それでも、
書き続けていれば上達します。
上達するというのは、
昨日のブログで書いた
「点」⇒「線」⇒「面」⇒「立体」
の成長サイクルを回すことです。
ここで、大事なことは、
そもそも「点」があるのか?
ということです。
今回、私は本を読んで
「点」(知識)を手に入れました。
この本を薦めてくれたのは、
チービルディングの師匠の石見さんです。
そういう意味で、人の力を借りながら、
この本で「点」を手に入れて、
自分の言葉でブログに書くことで、
「線」や「面」になっていきます。
これが、もし、
本を読んだだけなら、
「点」のままからもしれません。
アウトプットすることで、
「点」⇒「線」⇒「面」⇒「立体」
の成長サイクルが回り始めるのです。
だから、冒頭でも書いてる通り、
能力が高まらない理由は、
知識の圧倒的な欠落と
言語化の鍛錬不足が原因である
ことが考えられます。
という訳です。
あらためて、
このことはすごくよく分かります。
チームビルディング経営塾の
卒業生の社長さんで、
毎回、チームビルディング経営塾を
再受講して、
自分が学んだことを
自社の社内報の記事にして
発信している方がいます。
学んだ知識を自分の中で咀嚼して、
自分の言葉で表現することで、
知識を再構築することができて、
自分のものにすることで
成長につなげているです。
結局、言語化できないものは
実践できないので、
成果につながらないということです。
そう考えると、
毎日、必死になって、
ブログを書いていることが
救われるような気持になります。
そういえば、
ブログの師匠
板坂裕治郎さんは、
365日ブログを書けば、
100%人生が変わると言っています。
是非、ブログを書いてみましょう!
板坂裕治郎さんのセミナー情報
https://tai-gee.com/seminar-list/
※近々セミナーはありませんが、
登録していると情報が届きます。
結局、
ラクして能力は高まることはない
ということです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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