ビジョンとミッションに魅力があるか?

この土日で行っていた
JR渋谷駅の改良工事が終わりました。

 

山手線内回りの池袋―大崎間の運休と
他区間の減便を伴う大規模なものでした。

 

山手線の運転見合わせとしては、
JR東日本発足後過去最長の52時間です。

 

目的は、
渋谷駅の山手線内回りのホームを
最大約5メートル広くすることです。

 

実は、今回の工事は、
改良の一部であり、最終的には、
内回りと外回りのホームを一体化して
大きなホームを作る計画です。

 

【山手線工事プラレール解説】

 

当たり前のことですが、
大きく変えるには、
いったん止まることも大事です。

 

やりながら、変えるには、
限界があります。

 

ただ、今やっていることを
止めるには、恐怖が伴います。

 

今回の工事で言えば、
多くの人に迷惑が掛かるでしょうし、
批判を受けるかもしれません。

 

しかし、それを恐れていては、
大きく変えることができないのです。

 

では、どうすれば、
いったん止めてまで大きく変える
ことができるのでしょうか?

 

それは・・・

 

いつもブログに書いている
「タックマンモデル」です。

 

「タックマンモデル」は
4段階に分かれます。

 

①形成

②嵐

③秩序

④成果

 

Uの字の一番下が、②「嵐」です。

 

ものごとは、右肩上がりには
良くなりません。

 

いったん、
Uの字の底(谷)に向かって落ちていって、
底を打って上がっていきます。

 

52時間、山手線を止めるのは、
大きな「谷」です。

 

この「谷」をくぐらない限り
大きな変化を起こすことができません。

 

この「谷」をくぐるには、
「ビジョン」と「ミッション」
が必要です。

 

 

谷の向こうに
渋谷駅が安全で便利になる!という
明確な「ビジョン」があれば、
「谷」をくぐることができます。

 

そして、谷の底に
利用者の生活を快適にする!という
「ミッション」があれば、
「谷」に向かう勇気が湧いてきます。

 

つまり、
どうしても実現したい
「ビジョン」が明確に描けていて、
何のためにそれを実現するのか?の
「ミッション」があれば、
どんなに谷が深くても、
くぐることができるのです。

 

世の中は、大きく変化しています。

 

企業が生き残っていくためには
変わり続けなければなりません。

 

変わる時に
「ビジョン」と「ミッション」が
必要になるのです。

 

だから、
「ビジョン」と「ミッション」が
あったほうがいいよね!
という話ではなく、
「ビジョン」と「ミッション」がないと
生き残れないのです。

 

その時に
「ビジョン」と「ミッション」が
「谷」をくぐる恐怖よりも
魅力的である必要があります。

 

そうでなければ、
「ビジョン」と「ミッション」が
存在する意味がありません。

 

「ビジョン」と「ミッション」が
心からやりたいと思っているものなのか?

 

是非、確認していただきたいと
思います。

 

自戒を込めて、
自社のビジョン、ミッション、バリューの
確認をしたいと思います。

 

<ロボット人事研究所のVMV>

【ビジョン】
仕事を楽しく!人生を楽しく!

【ミッション】
自分の人生を生きる!

【バリュー】
人の可能性を信じる!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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