政治とカネの問題ではない

いよいよ、この週末に選挙ですね！

うちの事務所は駅前にあります。

便利でよいのですが、
困ったことがあります。

それは・・・

選挙の時に
演説がうるさくて
仕事に集中できないことです。

事務所で仕事をしている間
ずっーと選挙演説を聞いて
いなければなりません。

演説が始まって
候補者が必ず口にするのが、
政治とカネの問題です。

政治とカネの問題は、
何年も前から問題になっています。

問題を起こす方も問題ですし、
問題を解決します！と言っているのに
解決できない方も問題です。

これだけ解決できないのあれば、
今のままでは、解決できないのだと
思います。

そもそも、
政治とカネの問題はやり方の問題です。

つまり、
ルールの問題であり、政治家の問題です。

政治とカネの問題を
解決させることがゴールではありません。

演説を聞いていると、
なんだか、目的と手段を取り違えている
と感じることが多いです。

ついでに言うと
”まっとうな政治！”というのも
”政治を変える！”というのも
やり方の問題であり
ゴールではありません。

選挙のキャッチコピーとしては、
ピントがズレています。

有権者が本当に望んでいるのは
日本をより良くしていくことです。

政治家が語るべきは
やり方ではなく、どうなりたいか？

つまり「ビジョン」です。

たしかに、
やり方に対する不満はあります。

しかし、
やり方が良くなっても
日本が良くなるわけではありません。

今、大事なのは「国家戦略」です。

日本がどうやって生き残って行くのか？

別の機会に書こうと思っているのですが、
コロナによって、
５年ぐらい時間が一気に進んだ
ような気がしています。

必要に迫られ、テレワークが可能になり
通勤という足かせがなくなり、
働き方が変わりました。

印鑑も廃止され、
書類も電子申請が可能になりました。

商談や会議や研修のために
出張することも減り、

育児や介護しながら
自宅で働くこともできるように
なりました。

もちろん、業種によって、
テレワークできない仕事もあると
思いますが、
デジタル化は進んでいると思います。

コロナがなければ、
実現に時間がかったであろうことが
一気に実現しました。

コロナ前にできなかったことが
できるようになっています。

このできるようになった社会で
さらに何ができるのか？

コロナをマイナスととられるのではなく、
大きく変えるキッカケにできるのではないか！
と思うのです。

そういうことを
一緒に考え、実現してくれる
政治家が必要だと思います。

政権をとらないと
思うように政治ができないことも
理解できます。

しかし、政権を取ることだけを
目的にしてしたら、
政権を取った後には、
混乱しかありません。

雰囲気に流されることなく、
それぞれの政党や候補者の掲げている
「ビジョン」を見て投票したいと思います。

コロナによって変わったとはいえ
日本が変わるには、
もう少し時間がかかるように思います。

結局、できることしかできなので、
今は、自分のビジョンに向かって
できることをコツコツと
やるしかないと思っています。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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