昨日、エンゼルスの大谷翔平選手が、
日本記者クラブで会見を行いました。
大谷翔平 会見【全文】
“落ち込むこと含め、いい1年だった”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211115/k10013348081000.html
その記者会見の質問のレベルが低い
と話題になっています。
特に、最初の質問は、
記者がおよそ1分30秒話し続けて
いました。
あまりに質問が長いので、
大谷選手から
質問が長かったので何から話していいか
ちょっとわからないんですけど
と言われる始末・・・
どうして、
質問が長くなるのでしょうか?
それは、自分が思ったような答えを
引き出したいからです。
記事にしたら
注目されるような言葉を
引き出したいのです。
つまり、記者は、
自分のために質問しています。
これでは、相手のことを
理解できるわけがありません。
実は、これは、
職場でも起こっています。
質問が長い上司には、
気を付けた方が良いかもしれません。
自分が欲しい答えが出るように
質問で誘導している場合があります。
逆に、あなたが上司なら、
質問が長くならないように
気を付ける必要があります。
上司としては、
部下と面談をする時に、
コントロールしたくなります。
想定内の答えが返ってくる方が
安心するからです。
想定外の答えが返って来たら
新たに対応しなければなりません。
だから、
いろいろ前置をした上で、
大丈夫?とか問題ないねよ?
という質問をしがちになります。
しかし、これでは、
相手のことは理解ができません。
では、相手のことを理解するために
どのように質問をしたら、
良いのでしょうか?
それは、
短く4段階まで聞くということです。
例えば・・・
「好きな食べ物は何ですか?」
と質問した時に
『唐揚げ』
と答えたとします。
単に『唐揚げ』だと
コンビニの『唐揚げ』かもしれないし
専門店の『唐揚げ』かもしれません。
そこで、4段階まで質問します。
「どこで食べる『唐揚げ』?」
『塚田農場で食べる唐揚げ』
「それってどんな『唐揚げ』?」
『カリカリの衣に甘辛い醤油ダレと
タルタルソースがかかっている唐揚げ』
「どうして好きなの?」
『甘辛い醤油ダレも美味しいんだけど、
タルタルソースと混ぜると
甘じょっぱさが立体的に口の中に
広がるんですよね!』
ここまで聴くと、
相手が言っていることが
映像でイメージできたと思うのです。
このように
4段階まで質問すると、
だいぶイメージが湧きます。
だから、
相手のことを本当に知ろうと思ったら、
短い質問でも、
4段階まで聞けばよいのです。
そういうことを意識して、
面談をすると、
相手をより理解できるように
なります。
そして、相手は、
たくさん話を聞いてもらえた
と思うので、
面談者を信頼できると感じます。
是非、面談では、
短い言葉でたくさん質問して下さい。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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