やってみよう

昨日は、
お客様の会社の内定式でした。

 

来年4月の新入社員さん
は4人です。

 

この採用難の中、
新卒を4人採用なんて
なかなか頑張ったと思います。

 

実は、4人とも、
中国と台湾からの留学生です。

 

女性が3人、男性が1人です。

 

実際にお会いしましたが、
見た目は、言われないと、
留学生とは分かりません。

 

話してみると
少したどたどしさは
ありますが、
こちらが話しかけている内容は
完璧に理解しています。

 

社長の話を聞いている時も
メモを取っているし、
聞いている姿勢も素晴らしいです。

 

考えてみれば、
彼らは、
外国語である日本語を学び
外国に住み、
外国の大学に通い、
外国の会社に就職をしようと
しています。

 

それだけでも、
すごいバイタリティーです。

 

それは優秀だよな!と思いました。

 

それだけに、
何も意識しないで
ふつうに話をしてしまいます。

 

しかし、実際は、
彼らとの間には、
いくつものフィルターがあります。

 

そもそも、年齢が違います。

 

新卒ですから22歳です。

 

私は47歳ですから、
倍以上違います。

 

その上、言葉も違います。

 

上手とはいえ、
日本語は彼らにとっては
外国語です。

 

生まれ育った環境も違います。

 

読んでいる本も違えば
口ずさむ歌も違います。

 

見ているテレビ番組も
目にするニュースも違います。

 

当然、会話のベースとなるもの
が違います。

 

面白かったのは、
お互いに自己紹介をした時です。

 

先輩社員が自分の仕事の内容を
分かりやく伝えようと
ドラマ「下町ロケット」に
例えて話したのですが、
彼らは「下町ロケット」を見ていませんでした。

 

それはそうだよな!
と思いました。

 

外国に行って、
外国のテレビ番組なんて
見ないですよね!

 

分かりやすくしようとしても
結局、それは、話している側が
勝手に分かりやすくしている
だけなんです。

 

これこそ、
人と人は違うという話です。

 

背景が違う人と
コミュニケーションをとるって、
難しいですね!

 

ダイバシティ(多様化)が
大事だと言いますが、
ダイバシティ(多様化)の中で
コミュニケーションをとるなんて
至難の業です。

 

さらに、この会社は、
大阪の会社ですから、
大阪弁に加えて、
ボケツッコミが加わります。

 

いったい
どうしたらいいんでしょう~
って感じです(笑)

 

背景の違う人と
コミュニケーションをとる時は
話すスピードとか、
使う言葉とか、
たとえ話とかに気を遣いながら、
相手に伝わっているか?
を確認しながら話す必要があることに
あらためて気づきました。

 

これって、ダイバシティ(多様化)
のおかげです。

 

いろいろ考えると大変なんですが、
社長が最後に伝えた
メッセージがよかったです。

 

「やってみよう」

 

 

結局、大事なのは、
いろいろ考えるのではなくて
まずは「やってみよう」
なのだと思います。

 

相手に対する思いやりと
伝えたいという気持ちがあれば
なんとかなります。

 

だから「やってみよう」で
いいと思いました。

 

ということで
セミナーも「やってみよう」(笑)

 

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