昨日から臨時国会が始まりました。
今のところ、感染拡大を
抑えることに成功しつつも、
オミクロン株の国際的な感染拡大など
不安要素が出てきています。
屋根を修理するなら、
日が照っているうちに限る
岸田首相が
所信表明の冒頭に
ケネディー元アメリカ大統領の
言葉を引用した通り
感染拡大が収まっている今こそ、
医療対策についても、
経済対策についても、
立て直す絶好の機会です。
そんな中で、
今回の臨時国会は大事なのですが、
世の中の注目は、
国会議員に月100万円支給される
“文通費”に集まっています。
使い道の報告の義務もなく
非課税で、返済義務のない
”やりたい放題”のお金
ツッコミどころ満載のお金
たしかに、気になります。
しかし、本当のところ、
医療対策や経済対策の方が
よっぽど大事です。
そもそも、今まで、
月100万円支払ってきたわけで
いまそれを議論したところで、
世の中が良くなる訳ではありません。
もっと大事なことがあるのに、
新型コロナウイルス対策とは
まったく関係のことに
注目が集まってしまっています。
それは、なせか?というと・・・
分かりやすいのです。
私も会社をやっていて、
経費の帳簿を付けています。
帳簿をつくるなんて、
めんどくさいし
生産性も上がりません。
しかも、今は、
年末調整の時期です。
国民には、
面倒な事務作業を押し付けおいて
国会議員は面倒なことから
解放される・・・
私も書いていて頭に来ます!
こんな風に、“文通費”について、
いくらでも批判することができます。
しかし、冷静になってみると、
本当に大事なのは・・・
医療対策や経済対策です。
しかし、“文通費”ほど、
医療対策や経済対策について
熱く議論する気になれません。
それは、なぜか?
イメージがわかないからです。
どんなに大事だとわかっていても
イメージできないものは、
考えられないのです。
逆にいうと、
大事でないことでも
イメージができたら、
人は、そのことで
頭が一杯になってしまうのです。
だから、
考えてもらうと思ったら、
イメージできるようにすることが
大事なのです。
以前にも紹介した本
「キリンビール高知支店の軌跡」に
こんなことが書いてあります。
理念を普段の仕事につなげることが大事だ!
著者である元副社長の田村さんが
高知支店長時代、
アサヒビールからトップシェアを
奪い返した時の話です。
会社のビジョンは、
『お客様第一』でした。
しかし、
『お客様第一』と言っていても、
何となく意味が伝わるものの
具体的に行動ができませんでした。
そこで、田村さんは考えました。
『お客様第一』ということは、
他社よりもおいしいキリンビールを
お客様に飲んでいただくということだ!
それが、イメージできれば、
キリンビールが
一番売れている状態をつくる
という日々の行動につながります。
それは、つまり・・・
どの店でも
キリンビールが置いてあって、
欲しいときに手に取っていただける
状態にあること。
ここまでイメージできたら、
社員は具体的に動くことができます。
片っ端からお店を回って、
キリンビールを置いてもらえるように
お願いすることです。
その結果、キリンビールは、
シェアを取り戻すことができたそうです。
結局、イメージできないビジョンは
あっても、意味がないのです。
ビジョンを作っても
社員が自分で考えて動けないのは、
どうなっていたらいいのか?
イメージできないからです。
ムーブメントが起こる時は、
イメージが共有できている時です。
使い道の報告の義務もなく
非課税で、返済義務のない
月100万円のお金
なんてわかりやすいんでしょう・・・
みんながイメージできます。
会社のビジョンもこれくらい
イメージできると
ムーブメントが起きるのですが・・・
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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