18歳以下の子どもに現金とクーポンで
5万円ずつ給付する施策について、
政府の対応がチグハグです。
岸田首相は、
国会で10万円現金給付も可能とし
地方自治体の意見を聞きながら、
具体的な給付方法を検討していく
と発言しました。
しかし、その後、
松野官房長官は
現金10万円一括給付について、
現金とクーポンは別の給付措置で、
同時に支給することは想定していない
と発言し、
岸田首相と違う立場を表明しました。
そして、昨日、
現金給付は、6月末までに
クーポン開始できない場合のみ
容認するということになったようです。
そうなると、結果的には、
早ければ、年内に5万円が給付され、
来年の春に、5万円相当のクーポン券が
給付されることになります。
最初は、18歳以下に10万円!
という話でしたが、
お金持ちにはいらないでしょ!
ということで
年収960万円の所得制限を付け、
現金を給付しても貯蓄に回るという
理由でクーポン券の話が出てきて、
そして、クーポン券にすると、
事務費が967億円かかるということで、
批判を受けて、現金でもよいとなりました。
岸田首相はみんなの意見を聞きながら
検討すると言っていますが、
みんなの意見を聞くたびに
給付方法が変わっている印象を受けます。
みんなの意見を聞いて、
柔軟に対応しているようにも見えますが、
軸がないようにも見えます。
みんなの意見を聞いたのだから、
みんな、納得しているのか?というと
そうではありません。
みんなの意見を聞いてしまった結果、
誰からも満足を得られていない
ということが起こっているように思います。
どうして、
こんなことが起こるのでしょうか?
それは、目的が明確でないからです。
貧困対策なら、少しでも早く、
対象者に少しでも多く支払うべきですし、
子育て支援なら、子育て世代が
使いやすいような給付をすべきだし、
経済対策であれば、経済効果あるように
給付すべきです。
何のためにが明確になっていないから、
周りから言われるたびに、
変わってしまうのです。
クーポン券もお金がかかってでも、
今後、同じようなことが起こった時に
活用できる仕組みを導入する目的で
やるなら、意味のある投資だと思うのです。
やりたいことがあるなら、
ハッキリと主張すればよいのです。
柔軟性があるは「強み」です。
しかし、
コロコロ変わってしまうと、
目的が見えなくなって、
メッセージが伝わりづらくなります。
そもそも、柔軟性というのは、
目的を達成するために発揮されるものです。
今回の騒動を見ていると、
どうも柔軟性の使い方を間違っている
ように思います。
本来、どんな時でも、
成果を出せるのが「強み」です。
「強み」を活かしていても
成果が出ない時は、
「強み」の活かし方が間違っています。
「強み」を発揮しているのに
成果が出ていないと思う時は
「強み」の活かし方が間違っていないか?
確認するとよいと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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