真実を知ることなしに成果は出ない

2021年12月17日より、映画
『マトリックスレザレクションズ』
が公開になります。

『マトリックスレザレクションズ』
https://wwws.warnerbros.co.jp/matrix-movie/

1999年に第1作が公開されて以来
2003年の第2作リローテッド、
第3作のレボリューションズと
大好きな作品です。

第3作から18年・・・

ネオもおじさんになりました(笑)

忘れてしまったところもあると思って
復習として、この週末に
第1作目から見返ししています。

「マトリックス」というのは、
AIが作り出した架空の世界で、
現実は世界はAIによって支配されていて、
人間は、電気を生み出す発電機として
AIに囚われているという設定です。

つまり、
今、目にしてる光景は、
作られた「仮想空間」であり、
現実は、もっと過酷な世界なのです。

映画の中では、
主人公のネオは、モーフィアスから
真実を知りたければ、
薬を飲むように言われます。

「知りたければ『赤』を」

「知りたくなければ『青』を」

真実を知ることは、
自由を手にすることになりますが、
過酷な現実に向き合うことになります。

過酷な現実を見ないこともできます。

しかし、
過酷な現実に向き合わない限り
偽りの世界でうまくいっても、
それは偽りでしかありません。

実は、組織作りでも
同じようなことが言えます。

表面的にうまくいっているように
見える組織でも、
実は、その中にいる人たちは、
遠慮のかたまりで、
思ったことが言えないような
閉鎖的な組織だったりします。

そんな状態で成果が出ているなら、
そういう組織のままでいることも
よいと思います。

しかし、そういう組織のままでは、
みんな、偽りの気持ちで仕事をしているので
今以上の成果を出すことはできません。

もし、
みんなに本気で仕事してもらうためには、
偽りの世界を壊す必要があります。

この偽りの世界を壊すのが、
私が、ブログで書いている
「谷をくぐる」ということです。

本当は、自分がどう思っているのか？
ということを相手に伝えることによって、
表面的にうまくいっているように
見える職場が壊れます。

壊れますが、
お互い思っていることを知ることで
新しい秩序ができます。

そして、その新しい秩序の元では
今まで出来なかったことが
できるようになるので、
今以上の成果を上げることができる
ようになります。

このように、いったん、
不安の谷に向かって下って行って、
谷をくぐらないと
3倍とか5倍とか10倍というような
大きな成果は上がりません。

では、どうすれば、
不安の谷をくぐれるのでしょうか？

それは、その谷の先に
希望（ビジョン）があると信じられるか？
なんです。

このメンバーなら
もっとできるんじゃないか？

そう信じられるからこそ、
谷に向かっていこうと思えるのです。

3倍とか5倍とか10倍というような
大きな成果を上げるには、
赤い薬を飲むしかないのです。

つまり、真実を知ることなしに、
大きな成果が上がることはないのです。

そして、
希望（ビジョン）なしに、
谷をくぐろうとは思わないのです。

やはり、
大事なのは希望（ビジョン）なのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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