言いたいことが言えることが本当に大事なのか?

吉野屋の常務取締役が
社会人向け講座で、
不適切な発言をしたことで
問題になっています。

 

自社の戦略を
「生娘をシャブ漬け戦略」と称し

田舎から出てきた
右も左も分からない若い女の子を
無垢・生娘な内に牛丼中毒にする。

男に高い飯を奢って
貰えるようになれば、絶対に食べない。

と説明したそうです。

 

さすがにこれはひどい発言です。

 

吉野家は、
常務取締役の処分も含め
対応を検討しているとのことです。

 

昨日予定していた
新商品の親子丼の会見も中止に
なりました。

 

昨日のブログで、
言いたいことが言えることが
大事だと書きました。

 

こんなことが起っても、
言いたいことが言えることが大事だ
と言えるのでしょうか?

 

昨日も言った通り、
口から出た言葉というのは、
頭の中にある思考の一部でしか
ありません。

 

その言葉が全部とは限りません。

 

本心を知るためには、
本人に聞いてみるしかありません。

 

ただ、大事なことは、
一部であろうと、
こういう思考があるということです。

 

だとしたら、
このような考え方を持っている人が
常務取締役でいることが分かって
よかったのではないでしょうか?

 

おそらく、この方は、
成果を出していたのだと思います。

 

だからこそ、
常務取締役になれたのだと
思います。

 

それだけに、
誰も何も言えなかったのでは
ないでしょうか?

 

それは社長でさえも
成果を上げている人を変えることは
難しかったのではないでしょうか?

 

こんなことでもなければ、
社内で問題することは難しかった
と思います。

 

だから、今回の件は、
吉野屋にとっても
いいことなのだと思います。

 

『人は無能になるまで出世する』

 

「ピーターの法則」と言います。

 

いままで、何度か、
ブログに書いたことがあるので、
聞いたことがあると思います。

 

人はできることしかできないので、
できるところで止まります。

 

よく考えてみたら、
吉野屋って女性に人気があるとは
思えません。

 

テイクアウトで
買いやすくなったと思いますが、
女性一人で入りやすいお店では
ありません。

 

そもそも、
こんな考え方で、
女性客を引き付けることは
無理だったと思うのです。

 

だから、それ以外の戦略では
うまく行っていても
女性客の増加は
うまく行っていなかったのでは
ないでしょうか?

 

言いたいことを言ったことで
無理なことが、
ハッキリしたのだと思います。

 

言いたいことを言うのって
本当は怖いことです。

 

私も毎日ブログを書いていますが、
私のレベルを偽って書くことは
できません。

 

すぐにボロが出るからです。

 

結局、書けることしか書けないのです。

 

でも、できるところまでやらないと
何ができないか?分からないのです。

 

だから、無能になるまでやって、
そこから学び取るしか
成長の道はないのだと思います。

 

黙っていれば失敗はないですが、
成長もないということです。

 

だから、思ったことを言うって
大事なことなんです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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