フィードバックできる組織を目指しましょう!

5年ぶりにメガネを変えました。

 

老眼が進行しているのと
今までのメガネは、
デザイン的に縦幅が薄くて
老眼に向ていないようなんです。

 

今さらって感じなんですが・・・

 

そこで、
今までと全く違うデザインの
メガネに変えました。

 

家に帰ったら、
娘たちに、なんて言われるかな?
と思っていましたが、
3日目になってようやく、
気付いてくれました・・・

 

「メガネを変えたね!」と伝えるのは
フィードバックです。

 

似合っているのか?
似合っていないのか?は
関係ありません。

 

変わったという事実に気付いて
相手に伝えることです。

 

私がコンサルティングしている時に
目指しているのは、
メンバー間でフィードバックし合える
組織を作ることです。

 

フィードバックは見たままを
相手に伝えます。

 

フィードバックの元々の意味は
大砲で「的」に当てる技術のことです。

 

大砲はライフルのように
狙って撃つことができません。

 

撃ってみて
「的」と「着弾点」がどれだけ離れているか?
を観測し修正して打ちます。

 

「的」と「着弾点」のギャップ
を伝えるのがフィードバックです。

 

フィードバックの効果は
相手が目指している状態(「的」)と
現在、やっていること(「着弾点」)
のギャップに気付いてもらう
ということです。

 

これが組織作りに
どのように関係があるのか?
というと・・・

 

3つあります。

 

1つ目は「承認」です。

 

フィードバックできるのは、
普段から、相手を見ているから、
変化に気付けるのです。

 

フィードバックを伝えること自体、
いつも、あなたを見ていますという
メッセージ(「承認」)を
相手に伝える効果があります。

 

承認し合える組織になりましょう!
ということです。

 

2つ目は「ゴールの共有」です。

 

先ほども書きましたが、
フィードバックとは
相手が目指している状態(「的」)と
現在、やっていること(「着弾点」)
のギャップを伝えることです。

 

だとしたら、
相手が目指している状態(「的」)を
フィードバックする側が分かっている
ということです。

 

お互いが相手のゴールを分かっている
組織になりましょう!
ということです。

 

3つ目は「コミュニケーション」です。

 

相手が目指している状態(「的」)と
現在、やっていること(「着弾点」)
のギャップに気付いても、
そもそも、言えないということがあります。

 

こんなことを言ったら、
気分を悪くするかな?

 

こんなこと、わざわざ、
言う必要もないかな?

 

こんな風に思っていたら、
せっかく気付いていても、
相手に伝わりません。

 

ギャップを伝えることは、
相手にとってプラスになります。

 

思ったこと、気付いたことを
相手に気兼ねなく伝えられる
組織になりましょう!
ということです。

 

この3つができていたら、
よい組織になっていると思いませんか?

 

ちなみに、うちの娘は、
私のメガネが変わっていることに
気付いていたようですが、
言わなかったそうです。

 

父と娘の間で、
3番目ができていなかった
ということです。

 

チームビルダーといえども、
家族は難しいのです。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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